モテる男が「口癖」として語尾に必ず追加する一言とは?
「ファッション・コスメ・グルメ・旅行・占い・恋愛・雑学など、毎日100本以上の人気記事を配信している」というニュースアプリ『TRILL』が、そのコンテンツをインターネット上に転載した『TRILLニュース』が、『見た目は普通でもカッコイイ。「本当にモテる男の口癖」3選』なるタイトルの記事を配信していた。同記事は、読者からの恋の悩みや質問に、「年間1000人以上の男女を接客し、多くの恋愛相談に乗ってきた」そうな関西人ホステスのMOMOさんというヒトが回答する……といった体裁である。ちなみに、
「本当にモテる男性には、どのような口癖があるのでしょうか?」
……ってヤツが今回の「質問」──それに対するMOMOさんの「回答」は、以下のとおりであった。
(1)「任せて」
(※物事に責任を持ちたくない人は多いし、決断することは体力も気力も使う。そんななか、「任せて」と強く引っ張ってくれる男性は、頼りがいがあって頼もしいと思われんねん)
(2)「ありがとう」
(※「ありがとう」と同じように聞こえる「すみません」はネガティブな印象を与えてしまうし、「ありがとう」は、言う側も言われる側もおたがい気分がよくなる言葉やん)
(3)「大丈夫」
(※自分に自信のある男性から出てくる言葉。本当にモテる男性は、ポジティブで頼りがいがあるから「大丈夫」ってよく言うてる)
(2)の「ありがとう」に関しては……まあ「まったくもってそのとおり」だと私も思うので、これ以上付け足すことはない。が、前出のMOMOさんの補足解説中に「頼りがい」というワードが2回も登場している点が、少々気にかかる。
おそらく、このMOMOさんというヒトは、そういう「グイグイ系」の男性がタイプなんだろう。しかし、当然のことながら、ちまたの女性すべてが「男性に頼りがい的な資質」を望んでいるわけではない。とくに、最近の若い世代は、男性に「対等な関係をナチュラルに受け入れることができる寛容さ」のようなものを望む女性も増えてきているのではなかろうか。
たしかに、「任せて」にしても「大丈夫」にしても語彙としては控えめで……そこから男性特有の強引さや傲慢さといったニュアンスは感じられない。そういう意味ではMOMOさんの指摘は「正解」だと言えるのかもしれない。
ただ、私はここに「モテる男性の口癖」として、もう一つだけ “慎重さ” という要素をプラスしたい。そう! 私がモテる認定する男性は、よくよく観察していると、語尾によく
「〜だけど、どうだろう?」
……という疑問詞を使用する。たとえば、
「今度のデートは美味しい焼肉屋さんを見つけたので、そのお店を予約しようかと思うんだけど、どうだろう?」
……みたいな感じ……か? 自分の意思や意向を先にハッキリと伝えているから、優柔不断さはない。けれど、 “自分の決断” に対する相手の “同意” の “確認” を欠かさない──そして、イマドキのご時世はこうしたバランス感覚こそが「モテる/モテない」の境界を分(わか)つ、重要なポイントとなるに違いない。