妻とはできない夫、バーチャルに走る若者…もはや他人事ではないセックスレス大国、日本の実情
コラム
ある調査によると、日本人のセックス平均回数は48回/1年。頻度、満足度ともに26カ国・地域のうちダントツの最下位なのだそうです。時間がない、そんな気になれない、できないのではなくてしないだけ…。セックスレス夫婦や若者たちに、いったいどんな事情があるのでしょうか。
■「肉親のようだから」「母親みたいだから」…と“ご無沙汰”になっていく夫
家族として絆が強まると、男女としての感情は薄くなっていくのかもしれません。セックスというのは、食欲や睡眠欲と違って、しなければしないで済んでしまうものだからこそ、知らないうちにレス状態が長くなっていくもの。レス夫婦のホンネとは…。
「旦那とは同じベッドで寝ていませんよ。男として見れない。子供が小さいときは子育てに集中していましたが、子供が中学生になって手がかからなくなったら、もうその時は夫ではない男性がよくなっていました」というのは40代の女性。 「生理的に受け付けない」という理由もあるようです。
■アダルトVRが世界を席巻、世界中で若者が「セックス離れ」!?
1台のスマホがあれば、ネットを通して世界中のアダルト動画にアクセスできる時代になりました。中でも強烈なリーサル・ウェポンが「アダルトVR」、仮想空間での、ヴァーチャルセックス。昔と比べてセックスの魅力が減ったのではなく、それより刺激が強くて夢中になれるものが増えてしまったのですね。
「2015年出生動向基本調査」では、18~34歳の未婚男性の42%、女性の44.2%が性交経験がナシ。「性欲」と「性交欲」と「生殖欲」を分けて考え、解消できるものだけ解消し、そうでないものはできるだけ封印する…いったいどういうことなのでしょうか?
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