愛し合って結婚したはずの夫婦がセックスレスになるとき、その背景や理由はさまざま。セックスをしたい側、したくない（できない）側、それぞれに悩みや事情があり、悩みが深いのが現実です。妻、夫、それぞれの心を紐解きます。

 

 

■夫の気持ちと妻の気持ちは同じとは限らない

「うちもそうです。仲はいいし、よくしゃべるけど肉体的な接触はないですね。お互い、そのことについて話し合ったこともないけど、妻も同じように思っているんじゃないかな」

 

45歳の男性はそう言うが、妻側の理由には「肉親のように思えるから」はほとんどないのだ。妻が同じ気持ちでいるかどうかはわからない。

お互いにレスでもいいと思っていれば問題なく、セックスレスと浮気が必ずしも直結するとは限りません。二人の思いがすれ違っている場合が問題なのです。

 

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■拒まれ続けた夫が求めたのはセックスできる愛人だった

「オレは最初からずっとI子のことだけを愛していたんだ。セックスが嫌いなお前にはわからないかもしれないけれど、オレとI子とは体の相性も最高なんだよ。」

結婚する前からセックスレスで、結婚後も、「仕事で疲れている」ことを理由に、何度も夫の誘いを拒んできたという妻。しかし夫は外にセックスの相手を求めていたというケースです。

 

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■レスを解消しようと悩む妻たち

「性に関することを女から言うのはどうしてもはばかられて。でも、人肌が恋しいということもあります。だからなんとなくサインは送ってるんですけど……」

 

下着をセクシーなものにしてみたり、寝る前に夫に手をつないでと甘えてみたり。だが、夫は気づいているのかいないのか、手をつないだり抱きしめたりはするもののセックスには至らない。

結婚、出産、育児…と日々、忙しく過ごしているうちに、いつのまにかセックスレスになっていたということにある日突然気づいた妻。しかし、したがらない夫とどう向き合うべきか、悩みは深そうです。

 

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