え、ホントは必要ない!? のど飴、ばんそうこう、かぜ薬… 意外に知らない薬の真実

コラム

citrus 編集部

風邪をひいたときには風邪薬、のどが痛いときにはのど飴、けがをしたら絆創膏……と、当たり前のようにケアしている人が多いと思いますが、実はこれが必ずしも必要なものでないとしたら……?

 

 

 

■早めに飲むと逆にかぜが長引く!?

季節の変わり目、早くもかぜ薬のCMが流れ始めましたので、かぜ薬を例にご説明しましょう。熱っぽい、寒気がする、そんなとき早めにかぜ薬を飲めば次の日スッキリ!といったイメージが世の中に広く行き渡っているかと思います。

 

でもそれが落とし穴! 

 

「体温が1度上がると免疫力は3割上がる」と言われています。かぜを引くと熱が出るのは、私たちの身体が、免疫力を高めるために体温を上げているからです。

かぜ薬を飲むと、たしかに症状が抑えられた気がするのですが、長い目でみると免疫力を弱めてしまうことになるのだとか。さらには症状を抑えることで無理をしてしまうことも問題なのだそうですよ。

 

 

もっと詳しく知りたい方はコチラ>>【その薬、本当に必要?】「早めに飲めば、早めに治る」の落とし穴

 

 

 

 

■喉の痛みに、わざわざ「のど飴」をなめる必要はない!?

喉の痛みに飴が有効なのは確かです。喉が乾燥してヒリヒリ、ガラガラ。かぜウイルスは乾燥した所が好きですから、乾燥した喉にも入りやすい。飴をなめていれば唾液が出て潤い、乾燥を防ぐことができますから。

 

ここで大切なことは、喉を唾液で潤すことです。その際、飴に殺菌作用のある成分が入っているかどうかは、あまり関係ありません。口内に唾液で出ればいいのですから。

のどの痛みの軽減を主旨とするなら、「なかなか溶けず、長い時間なめられる飴」がもっとも有効なのだそう。ではのど飴やのどスプレーに頼るメリットは?

 

 

もっと詳しく知りたい方はコチラ>>【その薬、本当に必要?】ドラッグストアで売ってるのど飴は、他の飴と何が違う?

 

 

 

 

■絆創膏じゃなくて、ラップでOK!?

「湿潤療法」という言葉をご存知ですか?切り傷、すり傷、やけどなどの怪我をしたとき、以前は傷口に消毒薬をかけ、ガーゼ付の絆創膏を貼っておくことが多かったと思いますが、湿潤療法ではそれを行ないません。傷口を水で洗い流したら、消毒薬をかけず、ガーゼをつけず、ただ傷口が外部と触れないようにパッドを貼っておきます。これだけです。この湿潤療法のほうがキズは早く治ります。

けがをしたら絆創膏を貼るという習慣がある人も多いかもしれませんが、傷をはやく治したいなら、常在菌を生かして自分の力で修復するといいらしい、というお話です。

 

 

もっと詳しく知りたい方はコチラ>>【その薬、本当に必要?】今や常識!「切り傷は絆創膏よりラップ」のほうが早く治るわけ

 

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