ゆきぽよの「足が臭すぎて…」発言がもたらすダメージの深刻度

コラム

 

最初に宣言しておくが、私は自他ともが認めるめっぽうな「ギャル好き」だったりする。ギャルの卓越した瞬発力と、反しての欠如しがちな持久力──それらに裏付けられた享楽的かつ、どこか刹那的な生き様、哲学がゴメスのハートを揺さぶるのだ。そして、私が今イチ推しとしてもっとも目をつけていたギャルモデル兼タレント(※本人が「ギャル」とカテゴライズされることを本意としているのか不本意なのかは定かじゃないが?)が「ゆきぽよ」こと木村有希(23)である。

 

そんなゆきぽよが『スポニチAnnex』によれば、11月20日放送の『ほんまでっか!?TV〜2時間SP〜』(フジテレビ系)に出演。そこで、なんと!「自分の足が臭すぎる」という悩みを告白した……らしい。とりあえずは、その“足クサ”エピソードのいつかを紹介しておく。

 

「日本の女の子たちはみんな言わないだけでみんな臭い、絶対」
 
「足臭いって居酒屋の座敷の席に上がれないんですよ。この間、食べに行った時に座席の席で、どうしようと思ったら、同じ足クサ仲間が店員さんに『足の臭いが気になるんで靴のまま上がっていいですか?』って確認したら『オーケー』って言ってくれたから、靴のまま上がらせてもらいました。」
 
「家に靴を入れてもらえなかった。その時から10足ぐらいは持っているんですけど、全部臭すぎて、ゆき用の靴の箱を作ってもらって…。玄関の外に靴を脱いで、玄関の外にしまって、家に入るみたいな…」

 

さて、親愛なるcitrus読者の皆さまは、これら一連のカミングアウトを読んでみて、どうお感じになったことだろう?

 

私は、モデル・タレントとして、私をも含む少なからずの男性ファンからも支持を得ている女性にとっては、けっこうな破壊力を秘めたメガトン級なスキャンダルだと思っている。どのくらい「メガトン級」なのかと言えば、大麻やら覚せい剤やらコカインやらMDMAやらの所持使用だとか、脱税だとか恫喝だとかと比べればまだマシだが、「恋愛禁止のグループに所属していて、そのなかではトップレベルの人気を誇るアイドルの熱愛発覚」くらいのダメージは被ってしまうクラスの“爆弾”なのではなかろうか。

 

少なくとも私は、今回このニュースをネット上で知って以来、じんわりと温めていたゆきぽよ熱が一気にサーッと冷めてしまった。実際、前出の抜粋記事を書き写していて気持ちが悪くなってきた。軽い吐き気すらもよおした。もはや時遅しではあるのだけれど、食事前、食事中に読むのはやめましょう!

 

いくらバラエティ番組の壇上における誠実なサービス精神の一環とはいえ、ぶっちゃけトークにもほどがある。だって、これまで何度もデートを積み重ねて、ようやく自宅に誘う段階にまで到ったお目当ての女子が、部屋に上がろうとして靴を脱いだら足が異様に臭かった……なんてシチュエーションに出くわしたら……百年の恋もおしまいじゃないですか!

 

一説によると、ブーツをはけば総じて足は臭くなるもので、ゆえに一度外出したらブーツを脱げない女性は多数実在する……とも聞く。仮にその説が正しいなら、いったんブーツをはいたら最後、座敷のお店は頑なに拒否する、今日のお泊まりは100%ナシ……と固い決意を胸に刻んで足の臭さは徹底的に隠し通し、墓の中まで持っていってほしい。

 

もう10年以上も前、こんなことがあった。私が当時狙っていた、とあるギャルと幾多の苦労のすえ、ようやく叙々苑デートを果たしたのだけれど、そのギャルが店員さんを呼んで「おしぼり5個くださ〜い」と要求。そして、おもむろに履いていたロングブーツを脱ぎ、5本のおしぼりで足を拭き始めたのである。もしかすると、そのギャルは“その後”のことまでを考えてくれて“除臭”に努めてくれたのかもしれない。でも、そこまで考えてくださっていたのなら、いっそブーツを“今日のコーデ”から外していただきたかった。結局、彼女とは叙々苑を出てから深追いもせず、「ボク、まだ〆切り間際の原稿が残ってるから…」と、あっさりリリースしたのは申すまでもない。

 

もちろん、私は「女子たる者、足の臭いには常に気を配るべし!」などと男尊女卑の視点から、こういった持論を主張しているわけでは決してない。たとえ男女の立場が逆転したとしても「足臭」と「口臭」だけは、常に万全の注意を払わねば、“恋の致命傷”になりうるということだ。

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