「サッポロポテト」は「かっぱえびせん」の姉妹品だった!? 定番スナック菓子の知られざるトリビアをご紹介!

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後藤拓也

 

 

■サッポロポテトが生まれるまで

 

カルビーは、1949年の広島で松尾糧食工業として設立されました。創業者の松尾孝氏は、原爆で大きな被害を受けた広島に住む人々に、栄養源となるものを提供したいという志を持って、会社を立ち上げたそうです。

 

販売していた「カルビーキャラメル」が人気商品となっていたから、1955年には社名を「カルビー製菓」に変更。ここから、カルビーというブランドの歴史が始まることとなりました。

 

ちなみにカルビーとは、ミネラルのなかで代表的な栄養素・カルシウムの「カル」と、ビタミンB群のなかで中心的な栄養素・ビタミンB1の「ビー」を合わせた造語。人々の健康に役立つ商品作りを目指して、名前として付けられたそうです。

 

そして松尾氏の、「じゃがいもを丸ごと使った、じゃがいもの味がするスナックを作りたい」という思いから作られたのが、サッポロポテトなのだそうです。

 

 

■「サッポロポテト」は「かっぱえびせん」の姉妹品だった

 

カルビー初の、じゃがいもを主原料としたスナック菓子だったサッポロポテトが誕生したのは、1972年のこと。この年には、札幌オリンピックが開催されており、北海道はじゃがいもの一大産地でもあることから、“サッポロ”が商品名に盛り込まれることになったのだとか。

 

ちなみに、発売された当初のパッケージには、ある商品の姉妹品であるという表記がされていました。何だか分かるでしょうか。

 

正解は、「かっぱえびせん」。小麦が原料のかっぱえびせんの製法を、じゃがいもを原料としたサッポロポテトに応用。同じ製法で作られていたことから、「かっぱえびせん姉妹品」の文字が、袋の表面に書かれていたそうです。

 

 

■「バーベQあじ」がアミアミなワケ

 

サッポロポテト「バーベQあじ」の発売が開始されたのは1974年。今では定番の味付けですが、開発が始まった時点では、カレーをイメージして作っていたのだとか。ですが、カレーは家庭によって味が違うため、路線変更をすることに。その頃、アメリカに出張していたとある社員が、カレーと同じような材料を使用したバーベキューを見つけ、そちらに変えたのだとか。

 

特徴的なアミアミの形は、それまでの商品と区別しやすいようにという理由や、食感をよくするという効果もあるようです。…が、実は、バーベキューに用いられる網の網目を意識して、作られたのだとか。見た目から、私たちを楽しませようとする遊び心が込められていたのですね。

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後藤拓也

編集プロダクションA4studio(エーヨンスタジオ)所属のライター。1992年、東京都生まれ。生きている時間の大半はラジオを聴いている。将棋の対局を観戦したり、野球やサッカー、プロレスを見たり、人文書を読んだり...

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