もはや原題の痕跡すらない!! やりたい「邦題」なタイトルをつけられた映画3選

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TND幽介

 

■『新感染 ファイナルエクスプレス』:傑作ゾンビ映画がまさかのダジャレタイトル

 

国内外問わず多くの映画賞に輝いた韓国の大ヒットゾンビ映画である本作。韓国の釜山に向かう列車に乗り込んだ人々が、大規模なゾンビパンデミックに遭遇。列車という閉鎖空間でなんとか生き延びようとあがく人々の奮闘が描かれる。

 

その原題は訳すと『釜山行き』。映画のチケットを買うときに自分も列車のチケットを買っているような錯覚に陥る粋なタイトルだが、邦題は“新幹線”とかけたダジャレだった。

 

しかも劇中に登場する列車は、日本の新幹線とはシステムが異なるので、厳密にいうと新幹線ですらないのだ。どちらにせよインパクトはある邦題だが……。

 

 

■『サスペリアPART2』:……ところがどっこい『サスペリア』の続編じゃない罠

 

イタリアンホラー映画の巨匠、ダリオ・アルジェントが監督した傑作ホラー『サスペリア』。世界的にも大ヒットを記録し、2018年には社会的・芸術的なセンスをより盛り込んだリメイク版も公開された。

 

本作は、そんな『サスペリア』に“PART2”の文字がつき、監督も同じアルジェントだが、『サスペリア』の続編ではない。何言っているのかわからないと思うが、事実なのだ。

 

実は原題を『Profondo Rosso(赤い深淵)』であり、『サスペリア』と無関係のホラーなのだ。それを当時の配給会社が、ヒット作にあやかり、虚偽記載と言われてもやむなしの気もする邦題にダイナミックアレンジを施したのだ。いくらなんでも大胆すぎる。

 

 

■『ニンジャリアン』:ただただ圧倒的な語呂の良さで押し切ったパワー系邦題!!

 

『ニンジャリアン』は1979年に日本でリリースされたSF・ホラー映画だ。キャンプ中の若者を襲撃する異星人“ニンジャリアン”の恐怖を描いたB級SFホラーである。

 

原題は『WITHOUT WARNING(警告なし)』で、突如として襲いかかる異星人の脅威を表しているが、肝心の邦題の“ニンジャ”要素はどこからきたのかというと、劇中で異星人が投げてくるヒトデ型の吸血生物が手裏剣っぽく見えるから、だそうだ。

 

ビデオの裏面あらすじで「ニンジャリアンは密かに地球に忍び込んでいた」と異星人を堂々と“ニンジャリアン”呼びする思い切りの良さは、少し見習いたくもなる……?

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TND幽介

編集プロダクションA4studio(エーヨンスタジオ)所属のライター。人生の大半をアクションやSF、ホラー映画に笑顔で投げ込んできた男。元・編集者。最近はオカルトに興味を持ち怖い話を収集しているが本人の霊感はか...

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