もはや奇跡!? うなぎ研究の歴史が紆余曲折ありすぎて面白い!

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citrus 編集部

 

犬と猫と楽しい毎日を過ごしている、漫画家の松本ひで吉(@hidekiccan)さん。

 

今回紹介する漫画はとてもアカデミック! 絶滅危惧種の「ウナギ」の生態について面白く、そして分かりやすくレクチャーしています。

 

うなぎの研究の歴史を知ったら小さな悩みなんか吹き飛ぶくらい面白かった。

 

 

ウナギ研究は、古代ローマですでに行われていました。ある日、唱えられたのは「体の削りクズが生命になって生殖する」という突飛すぎる説! なぜそうなった…。古代ギリシャの学者だというのに、大プリニウスもいい加減な学説を唱えたものです。唱える方も唱える方ですが、スンナリ「それ以外考えられん!」と認めてしまう周り学者さんも学者さんですよね。よっぽど悩んでいたんでしょう…。

 

 

そこから数百年後、顕微鏡の発明によりウナギおなかの中に小さなウナギがいるのが発見されます! この発見により、「ウナギは胎生」という学説が通説に。しかし、実際おなかの中にいたのはウナギではなくまさかの寄生虫…! こんなことなら、ウナギ君の生態はファンタジーのまま、そっとしといてほしかったかも…。学説はあてになりませんね。

 

 

15㎝に115本の脊椎!?こんなに細かい骨を数えてしまうなんて、学者さんはスゴイですね…。やはり尊敬してしまいます。この発見により、ようやくウナギの稚魚が特定されることに!まさに世紀の大発見ですね。稚魚を追ってたどり着いたのは、まさかのバミューダトライアングル!ロマンがありますね。もしやウナギは宇宙から来たのでは…。

 

 

 

大きく研究が進んだウナギの生態ですが、あと少しというところで解明できず、時が流れました。迷走に迷走を重ね、色気ムンムンのメスウナギをおとりにするもオスが一匹も現れない、というコント化した実験まで…
長い時を経て、ようやく生態が判明したのが2005年!そしてついに2019年、人工孵化にまで成功しました。

 

千年以上もの月日解明できなかったウナギの生態はまさに神秘ですね。そしてそれだけ長い期間をかけても解明してしまうとは、やはり人間の美味しいものにかける情熱は侮れませんね。

 

■紆余曲折すぎる…

 

いかがだったでしょうか?愉快な合いの手が入り、楽しい学術書を読んでいる気分でしたね。ウナギをめぐる学者たちの迷走がなんとも言えない面白さでした。松本ひで吉(@hidekiccan)さんの愉快な同居人の犬と猫のお話と同じように、楽しい学術書もまた、読んでみたいですね。

 

『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』シリーズ全3巻が好評発売中!

 

   

 

 ※Amazonからの情報です。

 


出典:(@hidekiccan

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