加トちゃんの妻『加藤綾菜』が、中高年のオジサンにとって本当に素晴らしい女性といえるワケ

コラム

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元ドリフターズのお笑いタレント・加藤茶(76)の妻で、タレントとしても活躍する加藤綾菜(31)が、1月14日に放送されたラジオ番組『くにまるジャパン 極』に生出演した際、結婚して5年間も続いた猛烈なバッシングに対して一切反論しなかった理由を明かした……という、スポニチAnnexが配信していた後追い記事が目に留まった。

 

2011年6月に婚姻届を提出。当時は「財産目当て」など、ネット上で言われもない誹謗中傷を受けていた綾菜さんは、吹き荒れる逆風のなかでも泰然自若の姿勢を貫き通した経緯をこう語る。

 

「私の家(実家)のほうがぶっちゃけ金持ち。加トちゃんもめっちゃ稼いでいたとは思うけど、めっちゃ遊んでいた。(中略)再婚するって計画もなかったみたいで、全部使ってやろうって使ってたんで、(財産を)持っている感じではなかった」


 
「『長く添い遂げていたら、必ず認めてもらえるから今は何も反論しないでおこう』って加トちゃんに言われたのもあった。あと、私は中学校の時にいじめられていて、直接言われる苦しさを分かっていたので間接的に言われても刺さらなかった」


 
「(さすがに)最初のころは落ち込みましたけど、その時に加トちゃんが『人にどう言われるかじゃなくて自分がどう生きるかだから。幸せでいよう、僕たちが幸せでいたらいいから』と励ましてくれた。一切反論せず、言われることは右から左に流してという感じの生活が5年くらい続いた」

 

結婚9年目を迎え、現在クレームはほぼなくなったという。じつに素晴らしい話ではないか。素晴らしすぎて、うっすらと涙目にさえなってしまった。

 
言わずもがな、加トちゃんは45歳年下のベッピンさんを娶った、我々中高年にとっての“希望の星”である。誤解しないでほしいのだが、4回り近くも若い奥さんをもらったことがすごいのではない。若くない女性がダメなわけでは決してない。一般的には論外とされる“年の差の壁”をブチ破って「恋愛→結婚」を達成し、さらにはその関係を9年もキープしているという事実がすごいのだ。中高年だって、まだまだ現役で恋ができる、独身だったら結婚もできる。そして、その対象となる女性は「同世代」だけじゃなく「淫行条例に引っかからない年齢」にまで広げることすらできる──そんな可能性を加トちゃんは、身をもって証明してくれたのである。

 

しかも! これは私も本記事を読むまで知らなかったのだけど、綾菜さんの実家は「ぶっちゃけ加トちゃんより金持ち」──つまり、綾菜さんは加トちゃんの「財産」や「社会的地位」……ほかの“後付け的なプロフィール”ではなく“丸裸の加藤茶”に惚れて結婚にまで到ったとジャッジできる。館ひろしや神田正輝や三浦友和とかをハンパなかたちでお手本にしている場合じゃない(※石田純一はちょっとだけお手本にしてもかまわないもしれないがw)。我々中高年がお手本にすべきなのは、断然「加トちゃん」なのだ。


「長く添い遂げていたら、必ず認めてもらえる」「人にどう言われるかじゃなくて自分がどう生きるかだから、幸せでいよう」──なんて滋味に富んだ慰めのお言葉であろうことよ。また、それを素直に受け入れ、周囲の雑音を完璧にシャットアウトできる綾菜さんのメンタルにも、私は感動を禁じ得ない。ホント、素敵な女性と出会えましたね。心底から加トちゃんが羨ましい……。

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