「人一倍仕事ができる自信があります」面接で障害をカミングアウトしてきた女性。そのプレゼンが凄かったので雇った結果…驚きの展開に
ごまたん(@gomachan_ks)さんのツイートが話題となっています。
私は障害を言い訳にする人が大嫌いだ。
— ごまたん (@gomachan_ks) 2020年2月18日
特にADHDですとかアスペルガーですとか。それも病院できちんと検査を受けたわけではなく、ネットで聞き齧った知識で自称している人。ただの能力不足を自信満々に『個性』と言い張る図太さ、どうかと思う。
で、去年私の会社でも発達障害の女性を1人雇った。
彼女は面接で障害をカミングアウトしてきたが、その後のプレゼンが凄かった。『例えばちょうどいい大きさ、が私には分からないので正確に何センチと伝えて欲しい』『注意力が低いのでチェックリストを用いたい』との要望。そして『これがクリアできれば人一倍仕事出来る自信があります』との売り込み。
— ごまたん (@gomachan_ks) 2020年2月18日
雇う側の私からしてみれば障害の有無はどうでもいいの。決まった仕事量こなしてくれたら障害が有ろうが無かろうが同じ給料出すし。ただ『障害があるから出来ないのは仕方ないんですでも給料はください、だって障害だから』って奴が多いしそういうのが嫌いって話。分かる人だけ分かってくれればいいよ。
— ごまたん (@gomachan_ks) 2020年2月18日
ツイ主さんの施策と意見に対し、さまざまな声が寄せられています。
これは非常にわかりやすいリストを作った会社側が社会的に勝ちだし、それを先に告知した従業員も勝ち。
— あきらくんポケモンソード(@altmelon) 2020年2月19日
Win-Winの関係が続くような社会に遷移してくれればと思っていたので、丁度良い例が上がって嬉しいです。
良いご関係を築いてらっしゃるのが羨ましいくらいで、私も仕事頑張ろうと思えました。
発達障害の彼女が活躍できる環境づくりができたからこその成功である点を一番に評価したい。
— 隼太(かなで) (@Junta_Sakurai) 2020年2月19日
そして、周りとコミュニケーションをとる時には、「これはできない」ではなく「これならできる」と伝えること。
これだけで道は広がると思う。
なぜこの話が好きなのかというと、「生きる意志」を感じるから。自分が生きる前提を知り、結果を出すための条件を考え、周囲に働きかける。生きていく環境を自分で考えつくっている。すばらしいです。
— pogi510 (@pogi510jp) 2020年2月19日
ツイ主さんは一連のツイートの最後にこう綴っています。
人は足りてるし、仮に彼女が無能だったとしても影響は少ない。とりあえず試用で雇ってみた。雇うと同時に彼女に要望された『物事を正確に』『チェックリストを用いる』を全員に適応してみた。すると全体の効率がぐんと上がった。彼女の仕事ぶりも素晴らしく、現在に至るまで障害の弊害は感じていない。
— ごまたん (@gomachan_ks) 2020年2月18日
だからね、障害の名前をアクセサリーのように並べて『私は障害だからできないのに』『社会が冷たい』って愚痴る前に、自分に合ったやり方を模索して欲しい
— ごまたん (@gomachan_ks) 2020年2月18日
『優しい社会』とはあなたの代わりに仕事をしてくれてその上報酬もくれる社会じゃないよ。あなたに合ったやり方を認めてくれる社会だよ。
障害の有無に問わず、自身のハンデを理解し改善策を提案する。現代社会においては、とても大切なことなのかもしれませんね。