3年以上も前にアップされていた『現代ビジネス』の精力剤体験レポートに釘付け!

コラム

 

山田ゴメス、御年満58歳──私らくらいの年齢になると……いや、アラフィフ・アラフォーあたりのメンバーを交えた場合ですら男子会を開けば、その都度ごとに「シモの元気さ」を憂う愚痴り合いが定番の話題となってくる。

 
別に今日明日“使用”するような予定なんてまったくないものの、私も55歳を過ぎたころから、そのへんの問題が切実さを増し、
 

「最近はお酒飲んだらもうからっきしなんだよね…」
 

「だから、女子とディナーに行ったり飲みに行ったりしても、下心がちっともわかなくて…テッペン(=午前0時)を越えたころから、早く寝たいって気持ちのほうが勝っちゃうのよ」
 

「ニャンニャン(※←超死語)してから食事ってケースがベストなんだけど、そんなデートの順番を受け入れてくれる女子なんて、そうザラにはいないよね…」
 

……みたいな近況報告を用意しつつ、積極的に“輪の中”へと参加している自分がいる。
 

「老いる…とは それまで囚われていた<性>から遠ざかり 安楽を得ることではないのか!?」
 

これは『湯けむりスナイパー』という私が大好きな漫画の主人公である、秘境の温泉宿で働く元殺し屋・源さんが、とあるシーンでつぶやいた名セリフだ。残念ながら私はまだ「<性>から遠ざかり安楽を得る」ほどの達観には到っていない。「この子、一緒にいたら楽しいな」と興味を抱けば、もっと深い関係になりたくなるし、そうなろうとそれなりの奸計を働かせることだって、ときにはある。「お酒飲んだらもうからっきし」ゆえ、その戦略はかなり限定されてしまうのだが……。
 

こうしたなか、とある男子会で、『現代ビジネス』が2016年の10月にアップしていた『名前は知ってるあの精力剤、ホントに効くの? 体当たり商品テスト』なるタイトルの記事を、妻との“レス”に悩む40代前半の男が「コレ、むっちゃ参考になりますよ!」と持ち出してきた。
 

「本誌スタッフ」数人がドラッグストアや街の薬局で普通に購入できる、いわゆる「精力剤」と呼ばれるドリンク剤や錠剤をガチンコで服用し、それぞれが懇意としている女性を相手に、その“成果”をブチまける……といった主旨である。で、コイツがまた、リアルかつ入念で執拗なルポを構成のメインとしながら、しかも各ドリンク剤13種類と錠剤5種類の「A・B・C評価」付きの一覧表までが掲載されており、じつにプラクティカルで読みやすい。

 

部屋を訪れたのは26歳の大卒女子。矢部美穂似のタヌキ顔で愛らしい女性だ。飼っている犬の病気で治療費が100万円以上かかり、それを支払うために風俗で働いているのだという。

 

……って、そこまで懇切丁寧に書かんでも(笑)。
 

ED治療薬に頼るのは、どことなくなくプライドが許さない──助けを借りてしまった時点で“自身の老い”を認めてしまうことになる? 副作用とかもちょっと気になるし……そんな微妙なお年頃の我々にとって、まさに「バイブル」と言っても過言ではない永久保存版の名記事! さっそく私もA評価がついていたドリンク剤『凄十マックスエナジー』ってヤツを試してみた。ノドが焼けるような感じがあって身体中が火照り、下半身もモヤモヤしてきた……気もしなくはない。繰り返すが、別に今日明日“使用”するような予定もまったくないのだけれど……。

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