ホースの一筆書きで「STAY HOME」藤沢市南消防署の投稿が話題 投稿の意図を担当者に聞いた
世界中で未だ猛威を振るっている新型コロナウイルス。日本では4月上旬に発令された「緊急事態宣言」によって、外出自粛の生活を余儀なくされました。
それにより感染者の数は減少。5月14日には39県で、同月21日には、大阪、京都、兵庫の2府1県で緊急事態宣言が解除されました。
そんな外出自粛期間中も毎日仕事に従事し、生活を支えてくれていたのが、医療従事者などの「エッセンシャルワーカー」と呼ばれている人たちです。また忘れてはならないのが、火災時に駆けつけてくれる消防員。自粛期間中でも、緊急事態に備え訓練に励む毎日をおくっています。
そんな毎日の訓練の様子とともに、「ある写真」を載せた藤沢市南消防署の投稿に注目が集まっています。
その投稿がコチラです。
藤沢市南消防署は、5月14日、真夏の災害に備えた訓練の様子とともに、消防車やホースを使った「STAY HOME」の写真を投稿。「O」の部分を火に見立て、消火活動をしている様子を上から撮影しています。
このユーモアある投稿が話題となり、多くの人がシェア。「素敵な行動だと思う」「市民の安全を守ってくださる消防士の皆さんに心から感謝と敬意を」など称賛の声が寄せられました。
消防署への取材によると、
新型コロナウィルスで生活や経済が不安な中、外出を自粛している市民の皆さんを励ますことができればと思い、「フジサワ元気チャレンジ」という企画を通して、市民の皆さんが元気になれるメッセージを送りたいと思い実施しました。
という意図があっての投稿だといいます。連日、暗いニュースが続いていますが、このような試みにほっと明るい気持ちになった人も多いのではないでしょうか。
また、暑くなるこれからの季節、消防局よりメッセージをもらいました。
これから気温の高い季節になり、屋内でも屋外でも熱中症が心配されます。「一緒に頑張ろう」という気持ちと共に、熱中症にも警戒をお願いしたいと思います。
緊急事態宣言が解除されても、3密を避ける生活はこれからも続きます。
これから夏になっていくにつれて熱中症の危険性が高まりますので、体に十分注意しながら、一緒に頑張って乗り越えていきたいですね。