発売から34年「ねるねるねるね」が「合成着色料・保存料不使用」だと話題に 開発のきっかけを商品担当者に聞いた

コラム

citrus 編集部

 

「ねるねるねるね」というお菓子を知っていますか?

 

食品メーカーのクラシエフーズから販売されているお菓子。粉に水を入れ、混ぜると色が変わる一風変わった駄菓子です。

 

子どものころに食べたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

 

そんな「ねるねるねるね」について、あき/あんね (@Hitsuji_ya_doll)さんの投稿が話題になっています。

(アカウント名に含まれる環境依存文字・絵文字は反映されない場合もあります)

 

 

一見、体に悪いと思われがちな「ねるねるねるね」。実はお菓子を作るという体験で創造力を育てる「知育菓子」と言われるものなのです。

 

今回、クラシエフーズ株式会社の「ねるねるねるね」企画担当に取材しました。

 

企画担当によると、最初に「ねるねるねるね」を発売したのは1986年のこと。当時は粉末の「ジュースのもと」を製造していました。その粉末の技術を使って何か楽しいお菓子が作れないかと考えていたところ、その時の研究者が「砂場で子どもが泥団子を作って遊んでいる様子」からヒントを得て開発したのだそう。

 

そして、『合成着色料・保存料不使用』へのこだわりには、下記のように回答が寄せられました。

 

色が変わって膨らむ「ねるねるねるね」などでは、やはり保護者の方から「体に悪そうなものを使っている」と思われることが多かったようです。

 

ですので、保護者の方にも安心して知育菓子を買ってもらうためにも、ねるねるだけではなく、全ての知育菓子において、合成着色料や保存料は使用しないで開発を進めています。

 

合成着色料の代わりに、紫キャベツやクチナシなどの自然由来の色素を使うようにしており、体に悪い成分は一切使用していません。

 

こんなこだわりがあったんですね。30年以上楽しまれてきた「ねるねるねるね」ですが、この事実を知らない人は意外と多いのではないでしょうか? 最後に、購入をする家族へ向けてメッセージをもらいました。 

 

「ねるねるねるね」は子どもが作って楽しい・美味しいだけではなく、子ども自らが作り方を読んで、手を使ってお菓子を作る、という普段できない体験ができます。

 

この体験を通して、豊かな創造力が育まれると考えていますので、是非、ご家族で一緒にコミュニケーションをとりながら楽しんでいただけたらと思います。

 

安全に、楽しみながら食べられるお菓子「ねるねるねるね」。他にも、クラシエフーズは全ての知育菓子が「合成着色料・保存料不使用」で安心です。

 

店頭で見つけた際にはぜひ手に取ってみてください。

 

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