【衝撃】「ドラえもん」の "えもん" だけが平仮名なのは、ある失敗が理由だった?

コラム

 

国民的なキャラクターであるドラえもん。2019年11月に発売された『ドラえもん 0巻』が瞬く間に60万部を超えるヒットを記録したことも記憶に新しいと思います。そんなみんなのアイドル・ドラえもんにも、知られざるトリビアがあるんです。

 

 

■ドラえもんの“えもん”が平仮名なのはある失敗が理由だった?

 

ドラえもんは“えもん”だけがひらがなで表記されますよね。実は作中の設定では、もともとは全てカタカナで「ドラエモン」だったとされているのだとか。

 

原作者の藤子不二雄氏のアシスタントを長年務めた方倉陽二氏の漫画『ドラえもん百科』によれば、ドラえもんがロボット戸籍調査員に名前を尋ねられたときに、“エモン”の書き方を度忘れしてしまい、咄嗟にひらがなで書いてしまったのが定着してしまったのだそうです。

 

また、テレビ番組でこの話題に触れられた際、藤子ミュージアムの館長であり藤子・F・不二雄プロの社長である伊藤善章氏は、「未来のロボットが日本の古風な名前をつけているというギャップを狙ったのでは」と語っていたようです。

 

 

■ドラえもんの体が青い理由は時代によって変化している?

 

ドラえもんの体が青い理由として有名なのは、“もともとは黄色のボディで耳がついていたが、ネズミに耳をかじり取られたショックで青ざめたから”というもの。この説は聞いたことがある人も多いかと思います。

 

そのほかにも、“耳をかじり取られた姿をガールフレンドに笑われ、三日三晩泣き続けたことでメッキが剝がれた”という説や、“生まれたときから青かった”という説があります。それもそのはず、実は作品によって作中で体の色が青い理由が遷移しているようなのです。なので、どの説も間違いではないと言えるでしょう。

 

ちなみに、制作上の理由は、カラーページが割り振られた際に背景を黄色、題字を赤にしたため、バランスを見て青になったと言われています。

 

 

■ドラえもんの職業は“特定意志薄弱児童監視指導員”だった?

 

いつも自由気ままに過ごしているように見えるドラえもんですが、“特定意志薄弱児童監視指導員”という肩書きを持っています。これは“えもん”がひらがなだった理由と同じく、『ドラえもん百科』で描かれていた情報です。

 

ただし、『ドラえもん百科』の設定は公式に原作者が認めたものや、アニメの設定に取り入れられたものもあれば、逆に否定されてしまったものもあるという、いわば準公式設定というべきもの。そのため、ファンの間では長年議論されているんだとか。
 

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