缶切りなしで「缶詰」を開けられる!? 意外な開け方3選

コラム

後藤拓也

 

この世に存在する食べ物のほとんどは、袋を破いたり、蓋を開けたり、皮を剥いたりして、やっとありつくことができるもの。そこで今回は、食べ物を包んでいる“何か”の、新たな開け方をご紹介。なかには、意外すぎるパターンも?

 

 

■【スティックシュガー】どう開けると便利?

 

初めにご紹介するのは、コーヒーや紅茶に入れるスティックシュガー。多くの方は、袋の端の部分をちぎって開けていると思いますが、もっと効率的でゴミの出ない開け方があるのです。

 

その開け方とは、カップの上で“真ん中で折って開ける”というだけの、非常に単純なもの。これならば確かに、先端部をちぎって砂糖を流し込むという二つの手順が一度に行えますし、小さな切れ端がどこかへ飛んでいってしまう心配も必要ありませんね。

 

2019年10月には、この意外な開け方を紹介したツイートが、投稿から約1日で1万件以上リツイートされるなど、大きな話題となりました。ですが、このツイートには「普通にこうしている」という内容のコメントも少なからず寄せられていますし、またインターネット上には、「10年以上前に教わった」ものとして、この開け方を紹介している記事もありました。どうやら、知る人ぞ知る裏技だったようですね。

 

 

■【バナナ】青くて硬いとき、どうやって剥く?

 

「あなたは、バナナをどうやって剥きますか?」という質問をしたら、そんなことも分からないのかと、大層馬鹿にされてしまうことでしょう。そして、「茎(軸)の方から剥くに決まっているだろう」と、怒られてしまうかもしれません。

 

ですが、バナナにも意外かつ便利な剥き方があるのです。それが、茎(軸)と反対の先端部分を指でつまんで二つに割り、そのまま皮を裂くように剥くというもの。この剥き方ならば、まだ青くて皮が硬いバナナもするっと剥くことができますし、バナナ本体の形を壊さずに剥くことができるので、スイーツ作りの際にも便利なのだとか。

 

また、食感の悪い白い筋の部分が、きれいに取れるという情報もありました。メリットだらけのこの剥き方に、ぜひ一度チャレンジしていただきたいですね。

 

 

■【缶詰】缶切りがないときは、どう開ける?

 

最後にご紹介するのは、缶切りがないときに缶詰を開ける方法。災害にあってしまったときには、この知恵が役立つかもしれません。

 

手元に缶詰を用意したら、まずはコンクリートかアスファルトを探しましょう。見つけたら、缶詰の蓋を下にしてそこに置き、円を描くようにこすりつけます……全然開かないって?

 

そう簡単に諦めてはいけません。所要時間は約5分。こすり続けているうちに、縁の接合部分が削れ、中から液体などが出てくるはず。その状態まで持っていくことができれば、缶詰の側面を押すだけで、簡単に蓋が外れることでしょう。

 

怪我などで両手が使えないときでも、この方法ならば缶詰を開けることができますが、砂などが内部に混入してしまわないよう、十分注意する必要があります。緊急時の最終手段として、覚えておいて損はないでしょう。
 

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