指原莉乃の2000万円寄付に、いまだ「偽善」「売名」…とケチをつける輩たちに物申す!

コラム

※画像はイメージです

 

7月に入ってからの豪雨で甚大な被害を受けた九州などの被災地を支援するため、大分市出身のタレント・指原莉乃(27)が、大分県に1,000万円、日本赤十字社に1,000万円の計2,000万円を寄付した……らしい。

 

その事実が多くのメディアで報道されると、指原は自身のツイッターを更新。

 

 

……と願いつつも、次のツイートでは

 

 

……と、きっちりオチをつけた。

 

当然のこと、ネット上では

 

「すぐ行動できるところが立派です」

 

「この若さのタレントで2,000万円寄付できる指原マジすげぇわ」

 

……ほか、称賛・驚嘆の声が続出したというが、冒頭に紹介したツイートで「売名・偽善だと言われても〜」と切り出したってことは、 “まだ” そういう批判を “匿名” で書き込む輩が実在するってことなんだろう。いや、クレバーな言動には定評のある指原ゆえ、もしかすると批判される前に、先手を打って自身のツイッターで釘を刺しておいたのかもしれない……と、同ニュースを報じていたヤフコメ欄とかをザッと眺めてみたら……??? この期に及んで「あぞとい」だの「いちいち名前を公表するな」だの「あなたならもっと多くの金額を寄付できるのでは?」……みたいに糞なコメントが、チラホラではあれど目についたので、びっくりした。

 

私が敬愛する、ロックバンド『X JAPAN』(※フルコーラスで知っている曲は一曲もないけどw)のYOSHIKI(年齢非公表)は4月21日、新型コロナショックによる医療危機を憂い、『国立国際医療研究センター』に1,000万円を寄付したことを発表。その後、自身のツイッターを更新し、「寄付」に対する持論を、以下のように展開した。
 

 

タレント兼俳優の坂上忍(52)も4月17日、自身の公式ブログで、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除されるまでの期間、「ボク、タダ働きをすることに決めました」と宣言。個人収入の全額を寄付することを明かし、

 

「(寄付する)ご本人が本意でなくとも、あえて公表することによって、寄付文化が根付いていない日本に於いては充分意義がある、とボクはおもっています」

 

……と、語っている。

 

仮に、仮にである。今回の指原の寄付に対して、世論の99.999……%の人たちが「売名行為」だとか「偽善者」だとかの罵声を浴びせたとしよう。でも、指原が自身のツイートで主張するように、彼女の行動で「もう少し踏ん張ろう」と元気づけられた被災者が “一人” でもいたら、なにか被災した場所・人の力になりたいと感じた人が “一人” でもいたら……それだけでも、名前を明かして2,000万円もの大金を、緊張しながら大分県と日本赤十字社に振り込んだ価値はあるのではなかろうか。

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