【マジンガーシリーズ】絶対に舐めちゃいけない!こんなにも悲劇な…敵役3人

エンタメ

citrus ダン・ブルウッド

 

1972年12月放送開始の『マジンガーZ』に始まるマジンガーシリーズは、日本だけでなく世界の国々でもファンが多い人気シリーズ。各作品の中には、悲劇的な結末を迎えた敵キャラクターも多い。今回はそんな悲哀に満ちた敵役3人を紹介。

 

 

■ミネルバX(マジンガーZ)/悲劇のヒロインはロボット? Zのもう一人のパートナー

 

『マジンガーZ』では、マジンガーZに搭乗する兜甲児とその仲間たちと、甲児の祖父、兜十蔵の仇であるDr.ヘル率いる機械獣軍団との戦いが描かれた。第38話登場のミネルバXは機械獣ではなく、十蔵がマジンガーZのパートナーとして設計したロボットであった。

 

十蔵が遺した設計図からミネルバXを製作し、マジンガーZにけしかけたDr.ヘルだったが、設計目的通りパートナーとなってしまい失敗。甲児らと親交を深めるミネルバXだったが、機械獣との戦いで回路を破壊されてしまい暴走し、やむなく倒されてしまう。

 

機械獣と誤解されて戦いを挑まれた際には涙を流し、味方となったらマジンガーZとデートをする場面が描かれるなど、ロボットでありながら乙女チックな姿を見せたミネルバXは、当時から熱い支持を得た。その人気は、放送終了から数年後に、主題歌を唄う水木一郎作詞・作曲のイメージソングが制作されたほどだ。

 

 

■生田信一郎(グレートマジンガー)/平和への思いを踏みにじられた哀しき青年

 

『マジンガーZ』の直接の続編である、1974年〜1975年に放送された『グレートマジンガー』では、主人公の剣鉄也ら科学要塞研究所の面々と、ミケーネ帝国が送り込む戦闘獣との激闘が展開。第52話に登場した生田信一郎は、鉄也のパートナーである炎ジュンと同じ孤児院の出身で、当初は普通の人間だった。

 

和平によって戦いを終わらせようと考えた信一郎は、自らミケーネ帝国に渡り戦闘獣に改造され、科学要塞研究所との交渉に臨むも、その最中に自身が原子力発電所攻撃の囮にされていた事実を知る。最後はミケーネ帝国に反旗を翻したが、体内に仕掛けられた時限爆弾によって爆死するという結末を迎える。

 

戦うことで平和を取り戻そうとする鉄也たちと、そこに矛盾を感じる信一郎のすれ違いと、ミケーネ帝国の悪辣さが際立っていることから、『グレートマジンガー』のハードな一面を象徴するエピソードと言えるだろう。

 

 

■コマンダーケイン(UFOロボ グレンダイザー)/戦いに生きた男を襲った最悪の悲劇

 

1975年〜1977年に放送されたの第3作『UFOロボ グレンダイザー』は、ベガ星連合軍によって亡ぼされた異星の王子デューク・フリードが主人公。ベガ星連合軍が侵略、または滅亡させた星の住人が戦いに駆り出されている例も数多く、第68話の敵役であるケインもその一人である。

 

ケインは科学長官の信頼を得るほどの地位を築くも、計画を知られてしまった失態の責任として、捨て石扱いされてしまう。部下が逃走するもデュークの仲間の機体を撃墜し、トドメを刺そうとコクピットに迫ったケインだが、搭乗者がデュークの妹で、自身の幼馴染であるグレース・マリア・フリードと判明し茫然自失。最後はマリアの目の前で自ら命を絶った。

 

悲劇的な最期を遂げた人物が多い『UFOロボ グレンダイザー』でも、上官や部下に見捨てられ、戦った相手が幼馴染だと知って絶望の淵に沈んだケインの境遇は悲惨そのもの。戦いの非情さを描いたこのエピソードは、美麗な作画も相まって今もなおファンからの人気が高い。
 

この記事が気に入ったらいいね!しよう

citrusの人気記事をお届けします

SNSで記事をシェア

ダン・ブルウッド

編集プロダクションA4studio(エーヨンスタジオ)所属のライター。特撮、ロボットアニメ、アクション映画等、暴力で物事を解決するタイプのエンタメを愛好。そろそろスパロボにウルトラマンと仮面ライダーが参戦するんじゃないかと訝しんでいる。
 

ページトップ