「夜デート」と「昼デート」どっちが好き? 何十年も想い出に残るのは意外にも「○デート」!?

コラム

 

ちまたの女子は「昼デート」と「夜デート」、どっちに誘われたほうがテンションがUPするのか? そんなことを考察する記事を『CanCam.jp』が配信していた。とりあえず、CanCam編集部が女性読者193名を対象に行ったアンケートの結果は、以下のとおりであった。

 

昼デート:46%
夜デート:54%

 

ほぼ半々、僅差で「夜デート」に軍配があがったかたちだが、それぞれの理由をチェックしてみると、

 

【昼デート派】
「一緒にいる時間が長く、できることがたくさんあるから」

「お酒の入っていない素の顔を見られる」

「陽が気持ちいい時間帯のお出掛けは心身共に楽しい」

 

【夜デート派】
「いい雰囲気になりやすい」

「夜ならあまり気にせず手を繋いだり腕を組んで歩けるから」

「夜のほうが本音を話せて距離が縮む気がするから」


 ……みたいな感じで、まさに一長一短! 大半の皆さんは、早い話「デートできりゃあ昼でも夜でもどっちだっていい!」ってえのが正直なところなのではなかろうか。あえて、付け加えるなら、まだ相手と距離を縮める段階にある場合は「夜デート」、それなりに相手との関係がこなれた段階にある場合は「昼デート」が好まれがち……なのかもしれない。

 

私なんぞは職業柄か、公私問わず平日であろうが土日祝日であろうが、お酒を飲むときは真っ昼間からでもぐいぐいイッちゃうタチなので、「昼=健全/夜=淫靡」って感覚はゼロだったりするのだけれど、たしかに海とか山とかとかディズニーランドとか……昼にしか行けないスポットもあれば、オシャレなディナーとか夜景が自慢のバーとか……夜にこそ映えるロケーションもある。

 

もちろん、双方とも魅力たっぷりで捨てがたく、根が欲張りな私としては「どっちかを選ぶ」のではなく、できれば「どっちもヤリたい」。したがって、好きなデートは、どっちも一気に満喫できる「旅行デート」だったりするのだが、こうなってしまえば「どっちが好き?」といった今回のテーマからは、いささか論点がズレてしまうので、これくらいでやめておこう。

 

さて。この世に生を受けて60年弱。これまで何百回、何千回ものデートを体験してきた恋愛マスターな私の脳裡に、今でも「忘れられない想い出」として刻み込まれているデートをいくつか挙げてみれば……意外とそのほとんどはズバリ「朝デート」だったりする。濃厚な夜をすごして、ちょっとだけうたた寝をしてから早朝の散歩……最高だと思いません? たいがいは濃厚な夜をすごししすぎて朝食ギリギリまで寝入ってしまうので、ある意味、早朝の散歩は “奇跡のタイムスケジュール” なわけで、その激レアな記憶が、また “一生の宝物” にもなり得るのだ。1980年代のフランス映画『ディーバ』にあった、主人公の郵便局員とソプラノ歌手との早朝デートシーン……ああいうのを臨終までに、一度でいいからしてみたい。

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