ブロリーは実は正史では未登場扱いだった?! ドラゴンボールトリビアまとめ

コラム

citrus 編集部

 

■シリーズ中の疑問を解決するカギは、いずれも"時間軸"にあった?!

 

2018年公開の劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』、敵キャラであるブロリーは本作以前の映画にも3回登場済のキャラである。今回、20年以上ぶりに登場するブロリーですが、なぜ悟空と初対面のように描かれているのか?また、一方で『GT』と『超』で悟空は違う進化を遂げているのはなぜか?そんな謎を解明するコラムをまとめます。

 

 

■過去3度も映画に登場したが、実は正史では未登場扱いだった!

 

 

『ドラゴンボール』シリーズの映画は本作で通算20作になりますが、なんとブロリーは過去19作のうち、3作で敵として立ちはだかっています。『ドラゴンボール』映画を追いかけてきた人にとっては、お馴染み&人気の最強キャラというわけです。

 

そんなブロリーですが、ファンのみなさんは2つの疑問を抱いているかもしれませんね。

●なぜ悟空と初対面のように描かれているのか?

●なぜ20年以上ぶりに登場することになったのか?

この2つの疑問は、実は密に絡み合っていて、ひとつの答えで解消されます。

 

まず知っておいてもらいたいのは、これまでの『ドラゴンボール』映画の物語は、基本的に正史に組み込まれていなかったということ。要するにテレビシリーズ(原作マンガ)の本筋から外れた、パラレルワールド的な扱いになっているんですね。しかし、『ドラゴンボール超 ブロリー』は、正史に組み込まれることを前提に制作されているんです。

 

こういった事情から、過去3度も劇場版の敵として登場しているブロリーが、正史の悟空たちとは出会っていないことになっているというわけです。そして、今までの映画はパラレルワールドで、今回は正史に組み込まれるということが、20年以上ぶりにブロリーが敵キャラに抜擢された理由にもなっているようです。

 

さらに詳しい内容が気になる方は、記事「『ドラゴンボール』トリビア/今冬の劇場版に登場するブロリーは、なぜ悟空たちと初対面なのか問題」をご覧ください!

 

 

■『ドラゴンボールGT』は黒歴史…じゃなくて別次元のお話だった!?

 

 

原作マンガの後半パートを描いていたテレビアニメ『ドラゴンボールZ』が終了し、その直後の1996年2月から1997年11月まで放送されたのがテレビアニメ『ドラゴンボールGT』でした。『ドラゴンボールGT』は『ドラゴンボールZ』の最終話から5年後を舞台に展開されるオリジナルストーリー。『Z』時代にスーパーサイヤ人3まで変身していた悟空ですが、この『GT』では更なる進化を遂げ、スーパーサイヤ人4の力も身に付けています。

 

一方、近年のテレビアニメシリーズと言えば、2015年7月から2018年3月まで放送された『ドラゴンボール超』。こちらは『ドラゴンボールZ』の最終章であった「魔人ブウ編」の直後から始まるストーリーで、本作のなかで悟空はスーパーサイヤ人ゴッド(赤髪スタイル)、スーパーサイヤ人ブルー(青髪スタイル)などへの進化を遂げています。

 

「あれ……?」と思った方も多いでしょう。『GT』と『超』で悟空は違う進化を遂げているんです……!

 

その問題がようやく解決。結論を言うと、運営側は“『超』と『GT』は別次元”という落としどころにしたようなのです。厳密に言うと、『スーパードラゴンボールヒーローズ』と『GT』の関連性は不明瞭なんですが、スーパーサイヤ人4は『GT』から生まれた進化形態であるため、『GT』寄りなのは明らか。ですから『GT』ファンのみなさん、スーパーサイヤ人4好きのみなさん、安心してください。決して黒歴史にされてるわけじゃないんですよ!

 

この問題の詳しい解説が気になる方は、記事「『ドラゴンボール』トリビア/超サイヤ人ブルー悟空 VS 超サイヤ人4悟空の戦いがアニメ化してる件」をご覧ください!

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