「いじめをする子に必要なのは、道徳教育より…」子を持つ親の声にさまざまな意見が集まる
snail(@kabanouta)さんの「いじめと教育」に関するツイートが話題を呼んでいます。
何度も言われていることだけど小学生の子を持つ親として心底思うのは道徳教育はいじめをするような子には全く響いてないから人権と法律についての授業をしてほしい。
— snail (@kabanouta) September 3, 2020
娘がキラキラした目で「この前の道徳で読んだ話、本当にそうだなって思ったんだ!」って言ってるのを聞いて胸が痛い。よくある仲間外れせずにみんなで仲良く遊ぼう的な話なんだけど娘は(今のところ)どちらかといえば仲間外れにされる側なんだよね…
— snail (@kabanouta) September 3, 2020
誰にも人権があってそれを侵害することは犯罪だということを教える方がずる賢いいじめっ子に対する抑止力になるしいじめられている子の防衛力にもなる。
— snail (@kabanouta) September 3, 2020
これにはさまざまな意見が寄せられています。snail(@kabanouta)さんと同じく「人権や法律の面からいじめについての授業をした方がいい」という声は少なくありません。
加害者側になる人に全く響かないのはわかる https://t.co/KngYRMEkLc
— Ryoko良子 (@Nano1007) September 4, 2020
塾で働いてます。今日、ある生徒が両腕にマジックでしこたま落書きされてました。水道で洗うように言いましたが油性なので簡単に消えるわけでもなく。「こんなもの犯罪だからな」と思っても僕が出来ることもなく。
確かに法や人権を教えた方が良さそうです。
— 乃日 (@To_Shi_ba) September 3, 2020
父が子供と深く関わる職なんだけど、『小学生低学年までに良識を獲得できなかった子供は根本的にそれを学ぶことはできない。そういう子たちはルールや法律で縛るしかない』と経験として語ってた
道徳の授業が無意味とは思わないが、悪いことをしたら裁かれるってことは早めに教えるべきだと思うね https://t.co/vFpHHXB3Oq
— さか魔(創作垢) (@sakamaunt) September 5, 2020
もちろん道徳教育がいじめ防止に全く効果がないわけではないです。
現役の小学校教員からもコメントが寄せられています。
ff外から失礼します。
小学校教員をしているものです。
道徳の授業でいじめのことを取り上げて教師が一生懸命授業してもいじめを続ける子は、人権や法律の授業をしてもいじめをします。
(授業でいじめをやめるならとっくにやめてます。)
自分の行動と授業は別なんです。自分のことと考えていません。↓
— ふみ (@xxxhumi08xx) September 4, 2020
しかし、私は、道徳の授業はやる意味があると思います。道徳の授業の中でいじめを取り上げることで、いじめをする子の仲がいい友達が授業の中で(友達がやっていることが)いじめになっていることに気づき、止める場合(実際にありました)があることや
「今までされていたことがいじめだった」↓
— ふみ (@xxxhumi08xx) September 4, 2020
「友達がいじめられている」(いじめとわかっていない子が結構います)と気づき、周りに助けを求め、いじめから救うことができます。なので、私は、道徳教育でいじめを未然に防いだり、止めることができると思い、子ども達と「自分にとっての最善の行動とは…」と学校生活の中で日々、考えています。↓
— ふみ (@xxxhumi08xx) September 4, 2020
「支援が必要なのは、加害者になってしまう子どもなのでは?」という声も。
支援学級には
いじめられる子が入るのではなく
いじめる子が入るべきだと思う。
いじめる子の保護者に自覚がないのも問題 https://t.co/YsCXYw9MNG
— 毒舌系僧侶 (@dokuzetusouryo) September 4, 2020
正解がひとつじゃないことこそが、道徳であり人間関係。
日本の道徳教育ってこどもながらに「先生に褒められる答えに寄せていく」ことがすげー容易くて、本当に意味があるのは「答えが出なくてもいい」「感じたことが違っても他者を認められる」ようになることなんだろうけど、「適当にやり過ごすことができる授業」だよなぁと思う
— しろくま@里山の民泊+デザイン (@fukuniho) September 3, 2020