キスシーンが上手なイケメン俳優ランキング1位は「佐藤健」 その "上手" の正体は○○にあり!
芸能系を中心とした「ちょっと気になるランキング」をネット上にお届けしてくださる『ランキングー!』が、『キスシーンが上手なイケメン俳優ランキング』なるタイトルの記事を配信していた。10〜40代の女性2243人を対象としたインターネットリサーチから弾き出したというそのベスト10を、とりあえずは親愛なるcitrus読者の皆さまに、ご覧になっていただこう。
1位:佐藤健
2位:斎藤工
3位:中村倫也
4位:松本潤
5位:菅田将暉
6位:松坂桃李
7位:田中圭
8位:向井理
9位:横浜流星
10位:綾野剛
さて。ランキングとして順位差がついたということは当然の話、ここに登場する上位ランカーの面々によるキスシーンそれぞれに、何らかの“個性”があるということだ。でも、同リサーチに一票を投じた女性たちの「○○クンを選んだ理由」にざっと目を通すかぎり、「切ない」だとか「セクシー」だとか「大人の色気」だとか「ワイルド」だとか……と、イマイチ抽象的な形容ばかりで、ただでさえあまり恋愛系のドラマや映画をあまり観ない私としては、正直申してその違いがよくわからない。まあかろうじて、映画『怒り』でゲイ役の綾野剛が、パートナー役の妻夫木聡としたキスシーンは表現力の豊かさを感じたし、斎藤工の唇の分厚さは接吻においては最強の武器となる……くらいのことは個人的見解として指摘できるものの、基本は誰のどのキスも皆一緒に見えてしまう。
結局のところ、「キス」ではなく、あくまで「キスシーン」に限定するなら、その上手い・下手は、それを演じる役者の「横顔の美醜」とほぼイコールするのではなかろうか? 正面から見るとむっちゃイケメンなのに、横から見たらなんか残念な俳優さんって、たまにいるじゃないですか(笑)。女優さんにだって……? 私が考えるに「横顔がイケてるヒト」ってえのは、黄金比的に整ったアゴのラインがきれいにくっきりと浮き出てるような気がする。
いずれにせよ「キス」とは、とどのつまりが、二人の人間が顔を突き合わせて唇を重ね合う行為であり、こうした「シーン」を第三者の目線から眺める場合、正面顔をチェックするのは物理的に不可能。言い方を変えれば、キスシーンを行う俳優は横顔と後ろ頭、あとは四肢の生々しいエモーショナルな動作だけでその巧みさやパッション、萌えを視聴者に伝えなければならないのである。
ちなみに、“キスシーン音痴”な私があえて挙げる「キスシーンが上手なイケメン俳優」とは、ズバリ藤岡弘(現・藤岡弘、)! (草彅剛バージョンじゃないほうの)映画『日本沈没』で藤岡弘(、)が、いしだあゆみと葉山あたりの海辺で唇を激しく貪りあい、水着姿のおたがいの全身がクネクネともつれ絡むあの濃厚すぎるキスシーンは、当時まだ小学6年生であったゴメス少年のリビドーを大いに掻き乱したものであった……。そして、私はコレで“セクシーな(=エロい)キッス”ってヤツを学んだと断言したい!