【衝撃】土の味のレモネード…青臭いトマトウォーター!? 攻めすぎて大コケした飲料3選

コラム

 

スーパーやコンビニには長年の人気飲料が陳列されており、そのラインナップは数年やそこらで大幅には変わらない。飲料メーカーはそんな飽和状態を打破しようと、斬新なドリンクの開発に精を出すわけだが、過去には攻めすぎて大コケした商品も数知れず…。

 

 

■「スパークリング・カフェ」(ネスレ)/コーヒーと炭酸は案の定ミスマッチ?

 

まずは2006年5月22日に発売され、コーヒー愛好家を震撼させた「ネスカフェ スパークリング・カフェ」からご紹介。コーヒーなのに炭酸という奇抜な発想から生まれたこの商品は発売当時、大きな話題になった。

 

しかし、当時のネスレのマーケティング担当が「6人に1人ははまる」と話していたように、味に関する世間での評価は「お世辞にも美味しいとは言えない」といったものも多かった。深みのあるコーヒーの風味とシュワシュワとした炭酸の刺激は、やはり世界が違いすぎたと言えるだろう。

 

 

■「レモンジーナ」(サントリー)/“土の味”と揶揄され逆に注目の的に

 

「レモンジーナ」はフランス由来の炭酸飲料「オランジーナ」のレモン版として、2015年3月より発売された飲料。フランスで親しまれている「シトロネード」をイメージして開発されたというこの商品だが、発売早々からSNS上で「土の味」、「草の味」、「カブトムシの味」との口コミが広まり、不本意な形でその名が知られることとなった。

 

そういった口コミが逆にユーザーの興味を刺激したからか、「レモンジーナ」は2日で年間の販売目標を達成してしまうほどの大ヒットとなり、一時は販売を休止するほどの事態に。ちなみに、翌年にはちみつを加えた「ハニーレモンジーナ」としてリニューアルすると、「土の味」はしなくなったとか。

 

 

■「い・ろ・は・す トマト」(コカ・コーラ)/見た目は水なのに青臭さが強烈!

 

見た目は水のように無色透明ながらジュースのような味つけのドリンクを発売している「コカ・コーラ」の「い・ろ・は・す」シリーズ。2015年5月4日には、「い・ろ・は・す とまと」が発売された。

 

一見すると普通のミネラルウォーターだが、飲んでみるとトマトの味がするこの商品。「い・ろ・は・す」のフレーバーウォーターシリーズはヒット作も多いが、こちらの評価は芳しくなかったという。なんでもトマトの皮やヘタ部分を連想させる特有の青臭さが感じられる仕様になっていたようで、強い飲みづらさを覚えた人もいたようだ。

 

――人は見た目の印象と全く違う味や、これまで出会った何にも似ていない味わいに出会うと、理解が追いつかず、美味しいと感じられないのだろう……。
 

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