「デート中、お店にクレームを入れる男子は嫌われる」とよく言われるが…時に「クレームを入れなかったから嫌われる」ケースもあるって本当!?
「男女の本音を集めたアンケートに基づいて作成した恋愛の教科書」を謳う『スゴレン』が、『初デートで男性をションボリさせてしまう「不用意な一言」9パターン』なるタイトルの記事を配信していた。まずは、その「9パターン」ってヤツのすべてを以下に羅列してみよう。
(1)「今日のお店はイマイチだったね」とデートプランにダメ出しする
(2)「メニュー選びに時間かかってたね」と優柔不断な態度を茶化す
(3)「店員さんに言えばよかったのに」と男性の気弱な対応を突っ込む
(4)「意外と倹約家でびっくりした」とお金に細かい点に驚く
(5)「なんか弟と話してるみたい」と幼稚な発言に苦笑する
(6)「ヒール履いたら私のほうが背が高くない?」と身長の話を持ち出す
(7)「ごめん、もう少しハキハキしゃべって」と滑舌の悪さを指摘する
(8)「言ってる意味が分かんないんだけど」とトークの下手さにイラ立つ
(9)「なんか楽しそうなことないかなあ」とデート中なのに退屈そうな顔をする
内心では相手男子に対するこんな不満を抱きながら、「とりあえず今日の失敗デートをなんとか乗り過ごそう…」みたいなことを考えながら気もそぞろに、たとえば友だちとのLINEのやり取りに執心しちゃっているような女子はたくさんいるだろう。が、これらを目の当たりで明言化されたら、男子的にはしばらくは立ち直れないほどに落ち込んでしまう、殺傷能力の高いストロングワードであることに間違いはない。普通言うか!? そんなこと! もし、本当に言われたなら、やめといたほうがいいですよ、そんな女子。相当性格悪いですから。
もちろん、私はどれも言われたことなんて一切合切ありません……と、一笑に付したいところなんだが、じつは一つだけ、実際に言われた経験がある「一言」がある。(3)の「店員さんに言えばよかったのに」だ。
普通、「飲食店などで店員さんにクレームを付けること」は「男子がやりがちな女子から嫌われる行為」の上位にランクインするものだが、なかには「すぐ店員さんにクレームを付けたがる好戦的な女子」ってえのも、稀に実在するわけで、そういう女子の前で、多少の気に食わない接客は我慢しよう……などと“アダルトな対応”を決め込んでいたら、彼女はぶんむくれ……まさにその日のデートは台無しとなってしまう。
女子「なかなか次の料理…来ないんですけど〜!」
私「まあまあ、お店も忙しそうだし…ゆっくり食べようよ…」
女子「ここまでモタモタされたら、メインまでにお腹いっぱいになっちゃうじゃん!」
私「まあまあ、お店も忙しそうだし…」
女子「超イラつくんですけどぉ〜。ウジウジ言ってないで、ちゃんと店員にクレーム入れてよ!」
私「はい…。すみませ〜ん!(店員さんに向かって)」
なんでもかんでもがマニュアル通りに事は進まない……ということである。