冬の洗濯物は乾きにくい! 大切なのは「干し方」と「干す場所」
■冬の洗濯物
立冬も過ぎ、暦の上ではもう冬。冬になると「洗濯物が乾きづらい」と悩む人も多いのではないでしょうか。
気温が低く湿度が高い冬は、洗濯物の水分が蒸発しづらくなります。また、日照時間も短いため、干せる時間も限られてしまいます。
さらに、冬は厚手の洋服が増え、洗濯物が含む水分量が多くなるのも、洗濯物が乾きづらくなる一因です。
では、どのように干せば、洗濯物が乾きやすくなるのでしょうか? 今回はそのコツを解説します!
■洗濯物が乾きやすい「干し方」とは?
洗濯物を乾かす際に重要なのは、風の通り道を作ることです。
洗濯物同士の間を風が通り抜けるようにすることで、洗濯物が風に挟まれる形になり、水分の蒸発がより早くなります。
風の通り道を作る方法はいたって簡単。長いもの、短いものと交互に干すことです!
そうすることで、長い洗濯物に風がぶつかり、その間に気流ができるのだとか。
■干す場所も大切
干し方と同じぐらい大切なのが、干す場所です。
冬の室内は、暖房をつけることによって気温が上がり、湿度も低くなるため、洗濯物はとても乾きやすくなります。
ただ、洗濯物を干す位置には注意が必要。壁際やカーテンレールなど、洗濯物がなにかにぶつかってしまう位置はNGです。
風の通りが悪く、湿気がこもってしまうため、洗濯物が乾きにくくなってしまいます。
重要なのは、暖房の風に平行になるように洗濯物を干すこと。暖房の風が当たる面積を大きくすることで乾きやすくなります。
また、もう一つのポイントが、空気の循環を作ることです。
窓を少し開けたり、サーキュレーターを使って、湿気を帯びた空気が同じ位置にとどまらないようにしましょう!
ただ、長時間部屋干ししていると、洗濯物の生乾き臭が気になる……という方もいるのでは?
そんな方は、日中の2~3時間だけ外干しをするのがおススメ!日光が、衣類の臭いのもとになる黄色ブドウ球菌を殺菌してくれます。
いかがでしたか?ぜひ試してみてください。