意外過ぎる?それともピッタリ?芸能人の前職についてまとめてみた

コラム

 

ランキングの専門サイト『ランキングー!』が「前職が意外すぎる! 芸能人ランキング」なるタイトルの記事を11月23日、勤労感謝の日に合わせて配信していた。コレねぇ、どのヒトもけっこう面白いので、とりあえずはベスト20までのすべてを紹介しておこう。

 


1位:竹内力/銀行員

2位:藤井フミヤ/国鉄職員(現JR九州)

3位:福山雅治/電子計測器会社

4位:タモリ/保険外交員・旅行代理店・ボーリング場支配人

5位:設楽統(バナナマン)/西武鉄道職員

6位:斎藤司(トレンディエンジェル)/楽天

7位:壇蜜/和菓子工場・ホステス・遺体衛生保全士

8位:YUKI(元JUDY AND MARY)/バスガイド

9位:石橋貴明(とんねるず)/ホテルマン

10位:磯野貴理子/銀行員

11位:高田純次/宝石販売員

12位:矢作兼(おぎやはぎ)/商社マン

13位:役所広司/区役所職員

14位:阿部サダヲ/家電量販店ラオックス

15位:向井理/バーテンダー

16位:佐々木蔵之介/広告代理店

17位:今市隆二(三代目J SOUL BROTHERS)/圧接工

18位:佐々木希/ショップ店員

19位:TAKAHIRO(EXILE)/美容師

20位:友近/旅館の仲居

 


『ナニワの帝王』で長年、コワモテの高利貸し役を演じていた竹内力がまさかの元銀行員!?……というのは、まさしく1位にふさわしいどんでん返しっぷりだが、2位以降は、さっきも申したとおり「どのヒトも同等に面白い前歴」のオンパレードで、正直なところ2位から20位までの差にあまり意味はない……と思う。そして、そんな「面白さ」の質が、「心底から意外!」なケースと「なるほど…言われてみたら?」なケースにさりげなく分類されるのも、また面白い。

 
たとえば、「言われてみたら、ついつい納得してしまう前職」の最右翼は、高田純次の宝石販売員。口八丁手八丁で高価な宝石をマダムたちに売りまくっていた姿が安易に目に浮かんでしまう。タモリのボーリング場支配人も、なんとなくハマっているような気がしなくもない。安モノのゴムで止める系の蝶ネクタイとか、むっちゃ似合いそうですもん。友近の旅館の仲居なんかは、もうそのまんま(笑)! なるほど、彼女の佇まいや芸風は、前職によって育まれたのか……?

 
逆に、ゴメス個人としての一見では「心底から意外」だったのが、福山雅治の電子計測器会社と、YUKI(元JUDY AND MARY)のバスガイド。正確には「前職が意外」というよりは「前職があったこと自体が意外」だった。しかし、よくよく考えてみると、高校生や大学生のころから、下手すりゃ小中学生時代から芸能の世界に入ってそれなりの人気をキープし続けているっていうのは、むしろ “稀なるラッキーなパターン” であり、後付けでこじつければ、福山のどことなく理知的かつ理系的な容姿や、YUKIの色香がただようちょいハスキーなボイスだって、下積み時代に相当する“前職”が、少なからずの影響を及ぼしている……のかもしれない。

 
ちなみに、私の前職は「画材屋の店員」なんだが、ここで得た知識はじつにわかりやすく、私の“本業”であるイラストレーターの礎(いしずえ)となっている。……のだけれど、私がイラストレーターだってことを、もはやかなり近い関係にある同業者ですら知らない現状において、画材屋は「心底から意外な前職」としか見なされないのだ。

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