似ているようで違う、給料と給与の意味

コラム

citrus 編集部

 

働いている人にはとても身近な「給料」と「給与」ですが、同じ意味で使われることも少なくありません。実は、それぞれハッキリと意味が違うことをご存知でしょうか。

 

「給料」とは、会社で規定されている正規の勤務時間に対する報酬のことで、基本給とイコールです。残業代や役職手当、交通費などは含まれません。

 

一方、「給与」は所得税法でその定義が決まっており、会社から支給されるすべての報酬を指します。つまり、扶養手当などの各種手当て、残業代、交通費などはもちろんのこと、自社製品など現物で支給されるモノもすべて給与になります。

 

「月給」と「月収」も同じ意味で使われることが多い言葉ですが、こちらも意味が違います。「月給」とは、毎月決まって払われる賃金のことで、基本給に毎月固定の役職手当などを含めたものです。月によって変わることがあるインセンティブや残業手当は含まれません。一方で、「月収」は、ボーナスなど全てを含めた1年間の収入の合計(年収)を12分割したものを指します。

 

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