『麒麟』川島明が新しい“朝の顔”に!? TBSの抜擢は、はたして“大英断”なのか?

コラム

 

お笑いコンビ『麒麟』の川島明(41)が、TBSで2019年から放送され、今年3月で終了となる『グッとラック!』のあと、新たにスタートする朝の情報バラエティ番組のMCを務めることが決定した……らしい。

 
もし、本当だとすれば、かなりの“大抜擢”なのではなかろうか。この時間帯の視聴者のけっこうな比率を占めているハズのおばちゃんorおばあちゃん層における知名度という面で考えれば、おそらく“前任”の立川志らく(57)以上にサプライズな起用だと思われる。

 

志らくがTBSの“朝の顔”として登場した当初、私の知り合いである関西出身の某おばちゃんは、

 
「落語家サンなん? あんな朝から着物着た、ねずみ小僧みたいな貧乏くさい顔のおっさんがぼそぼそしゃべる小言なんか聞きとうないわ!」

 
……などと一刀両断していたが、「(『ゲゲゲの鬼太郎』の)ねずみ小僧みたいな貧乏くさい顔」ってえのはさすがにひどすぎではあるものの(笑)、「朝から着物」、それに落語家の性(さが)なのか、どことなく語りにオチをつけようと目論んでいるフシも垣間見えなくはない「ぼそぼそと聞き取りづらいコメント」は、たしかに一日のスタートにはあまり相応しくない、テンションの下がるキャスティングだとは、私も薄々感じていた。

 
しかし、川島の場合は、こうしたけちょんけちょんな言われよう以前に「誰これ?」が、まず先に少なからずの視聴者の頭をよぎるのでは??? だけれど、私の個人的な意見を申せば、今回の人選は、なかなかに悪くないような気もしなくはない。

 
『スポニチAnnex』によると、“決め手”となったのは「生放送に欠かせない頭の回転の速さ」。TBSの関係者は、

 
「2人の子どもを育てる父親でもあり、主婦層と目線を合わせて語ってもらえる」

 
……と期待を寄せ、某テレビ関係者は、

 
 
「MCでもひな壇でもトークを上手に回せる人。性格も柔和でスタッフにも優しい。誰にも嫌われないタイプで、穏やかな朝の番組に向いている」

 
……と川島のスキルに太鼓判を押す。そして、最大の武器は、やはり『声が好きな芸能人ランキング2020』でもトップの福山雅治に肉迫し、3位の竹野内豊をおしのけ、堂々2位の座に輝いた、低音がじつに官能的な「エエ声」だ。

 
スキャンダルとは無縁で(※ちなみに、川島は私生活もクリーンで、博多大吉とともに「上品芸人」と呼ばれているんだとか…?)、スーツが似合いそうなアクのない顔立ちの男性タレントがエエ声で小気味良くトークを回す──これだけでもう、充分ではないか。毒のある主観的な意見は「コメンテーターに丸投げ」でかまわない。むしろ、そういった暴走の言(げん)を、響き渡る低音ボイスでピシャリと堰き止めて、番組をポンポンとしたテンポで進行してもらいたい。

 
バタバタとせわしない朝の時間、テレビを凝視している人なんて稀でしかない「ながら観」がメインとなるなか、“聴覚”へと訴えかける“好材料”は視聴者をチャンネルに引き止める、格好の武器となるに違いない……?

 

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