ダウンタウンの「仲良しコンビ」への方向転換が与えてくれる“癒し”の種類とは?

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最近、ダウンタウンの松本人志(57)と浜田雅功(57)が「仲良しコンビ」へと転向し、そのスタイルが功を奏して……なのか、ちまたの再注目を浴びている──そういうことが書かれた記事を『日刊ゲンダイDIGITAL』が配信していた。

 
昨年12月31日に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の大晦日スペシャル『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』(日本テレビ系)は、『NHK紅白歌合戦』の裏番組中で視聴率トップを独走。今年の元旦に放送された『芸能人格付けチェック! 2021年お正月スペシャル』(テレビ朝日系)も第2部で番組歴代最高視聴率22.8%を記録。さらには、マッちゃんハマちゃんともどもが広告業界でも引っ張りだこ。

 
昨年7月にはおよそ10年ぶりにコンビで登場したニュースアプリ『SmartNews』のCMに登場。「半額クーポン」篇では、浜田の「半額クーポンとか、大好きやろ?」という問いに、相方の松本が「うん…。でも、浜田のほうが好き」と愛の告白。「No.1」篇では、使いやすさ、利用者数No.1であることを浜田から聞いた松本が「スマニューって俺らやな」と笑顔で返すと、2人は手をつないで番組収録のスタジオへと向かい、「無料クーポン」篇では、手と手を取り合ったり、肩を抱き合って「む〜りょおっ!」と喜びを分かち合い、ラブラブすぎる2人の姿がかわいいと話題に。

 
……とのこと。日刊ゲンダイに取材に応じた某広告代理店の事情通は、

 
「仲の良さに癒されたというコメントがSNSで多く見られ、ツッコミがキレッキレだった若い頃の漫才のイメージとはだいぶ変わった。このコロナ禍に歳を重ねて丸くなったダウンタウンがマッチしたのかも。そういう意味で時代にハマったのかも」

 
……と、分析する。

 
かつて松本は『松本家の休日』(ABCテレビ)で、浜田と不仲な時期があったという事実を以下のように明かしている。

 
「(浜田とは)いっとき死ぬほど仲悪かったからな…」

 
「あいつの散髪したてとか、刈り上げの頭を見て、うしろから殴ったろかって(笑)」

 
「(不仲の期間は)10年くらいあったよ。ここ数年やで、気になれへんようになったの…」

 
他にも、おたがいの“不仲アピール”をいろんな番組やネットニュースで散見した記憶がうっすらと残っているが、いずれにせよ『オードリー』のようにプライベートでも仲がいいイメージは微塵もない……いや、なかった。なのに、そんな二人がいくらCMの設定上とはいえ、こんなにもイチャイチャ状態に!?

 
正直、前出のスマニューのCMを最初に観たとき、ものすごい違和感があった。でも、当然のことながら、広告……とくに15秒や30秒でサッと消えてしまうテレビCMにおいて「違和感」は最大のアドバンテージである。これまでそれなりの年月をかけて、ダウンタウンが地道に培ってきた“不仲”なイメージを逆手に取ったうえでのストーリー構成なのは間違いない。

 
もう結成して40年近くも経つコンビやユニットのメンバーが、初老にも差し掛かって相も変わらずベタベタと寄り添い合って……なんてえのも考えようによっちゃあ薄気味悪いのだけれど(笑)、「決裂」「解散」という選択に流されることなく不仲の時代を乗り越え、相方を“空気”的な存在として自覚できるようにまでなった、その「人間関係のゴール」に決して大袈裟ではなく、残り少ない未来に一筋の光明を見いだしたのは、私だけであろうか? 

 
私も58年生きてきて、さまざまなトラブルから仲違いしてしまった“パートナー”が何人かいる。そして、その喧嘩別れしたまんまの彼ら彼女らと仲直りして、また一緒に仕事をしたり食事を楽しんでいる夢をたまに見る……。

 

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ネットニュースパトローラー

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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