【進撃の巨人】ある意味、最大の謎? 圧倒的戦闘力…アッカーマンの名を持つ者たち

コラム

TND幽介

 

コミックスの累計発行部数が1億部を超え、連載11年の時を経てついに完結目前に迫っている人気漫画『進撃の巨人』。今回は作中でも圧倒的な戦闘力を有する謎多く一族“アッカーマン”の血を引くキャラクターを紹介したい。

 

 

■ミカサ・アッカーマン/“並みの兵士100人と等価”圧倒的戦闘力を持つヒロイン

 

最初に紹介したいのは本作のヒロインであり、主人公エレンの幼馴染でもあるミカサだ。壁内の中でも人里離れた山小屋に父、そして壁内では珍しい東洋の血筋を持つ母と共に暮らしていたミカサ。エレンとは、彼の父である医者のグリシャが家に診察に来たことがきっかけで知り合った。

 

しかし、二人が出会った日は悲劇にまみれていた。その日、ミカサは人身売買目的の強盗に襲われ、目の前で父と母を殺されてしまったのだ。偶然居合わせたエレンに命を救われたことから、彼の家で暮らすことになった。

 

口下手でいつも無表情なミカサだが、こと戦闘においては無類の強さを発揮する。スレンダーながらバキバキに割れた腹筋を持つ屈強な肉体と、巧みな立体機動装置の操作で、新兵の頃から無数の巨人を倒してきた。そして、恩を感じているエレンのためにはどんなことも厭わない頑とした強固な意志も、その強さの秘訣と言えるかもしれない。

 

 

■リヴァイ・アッカーマン/壁内人類“最強”!! まさに一騎当千の伝説の兵士

 

次に紹介するのは、エレン達が所属することになる調査兵団の兵長であり、“人類最強”の異名をほしいままにするリヴァイだ。調査兵団のなかでの精鋭中の精鋭と称されるリヴァイ班を率いている彼は成人ながら小柄な体格だが、その目つきは鷹のように鋭く、言動も冷徹で厳しい。しかし、その根底には共に戦う仲間、そして壁内人類の生存を願う熱い想いが隠されている。

 

孤児として貧民街に生まれたリヴァイは、伯父であり無法者のケニーに拾われ、アンダーグラウンドで生き抜く術を叩き込まれる。ケニーが去った後は同じく孤児のイザベルとファーランと共にギャングチームを組み、地下街で暴れまわっていた。

 

しかし、とある事件をきっかけでチームのメンバーを失い、調査兵団団長のエルヴィンに仕える形で調査兵団入りを果たした。その戦闘力はまさに圧倒的で、たった一人で群がる巨人をなぎ倒し、強敵である獣の巨人を不意打ちとはいえ、一切の手出しを許すことなく完封するほどの立体機動術と剣術の腕前を持っている。

 

 

■ケニー・アッカーマン/“切り裂きケニー”の異名を持つ中央憲兵の猛者!!

 

最後に紹介するのは、リヴァイの伯父であり育ての親、そして王都を守る中央第一憲兵団「対人制圧部隊」の隊長であるケニーだ。彼はリヴァイをして「脅威の度合いで言えば…敵に俺がいると思え」と言わしめるほどの実力者として登場し、人間側の敵役として鮮烈な印象を残した。

 

長身痩躯、帽子をかぶりタバコをふかし、常に冗談を飛ばしているいぶし銀のアウトロー・ケニー。およそ軍人とは思えぬ傍若無人な態度の彼だが、それはかつて地下街で憲兵を100人以上殺しまわっていた地下街時代の名残と思われる。

 

時を経て、壁中の真の王家であるレイス家のロッドとウーリに出会い、巨人の持つ圧倒的な戦闘力の前に敗北。許しを請うと同時にその力を強く渇望することになる。その後、過去の罪を赦される形でウーリによって憲兵団に迎え入れられ、持ち前の戦闘スキルを活かして活躍。王政打倒を画策する調査兵団に「対人立体機動装置」を装備して立ちはだかった。

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