「家事って〇〇に似てる？」得意になるほど評価されにくくなる？"家事のありがたみ"に関する投稿が話題に

コラム

citrus 編集部

2021.02.18

青柳美帆子（@ao8l22）さんの「家事のありがたみ」に関する投稿が話題になっています。

最近ずっと家事について考えているんですが、家事って得意になればなるほど楽になるんだけど同時にほかの家族構成員がそのありがたみを感じられにくくなるから業が深いスキルだなと思います。たとえば掃除は家を片付け切って物の定位置を決め切ると荒れるスピードが格段に遅くなるんですけど、（続）

— 青柳美帆子 (@ao8l22) February 8, 2021

荒れるスピードが遅くなるしかつメンテナンスがずっと荒れているときより断然楽なので簡単そうに見える（事実慣れれば慣れるほど簡単にはなる）ので、維持されていることへの感謝がなくなるというか…とここまで書いてインフラ保守系エンジニアと近いのでは？と思いました

— 青柳美帆子 (@ao8l22) February 8, 2021

「名前のない家事」はとてもエポックメイキングな概念だと思うんですが、同時に家事が得意になればなるほどここのひとつひとつのタスクの難しさは軽くなっていき、軽いがゆえに自分でやったほうが全体の効率が上がるので自分でやっちゃう（し、軽そうだし事実軽いのでありがたがられない）が発生する…

— 青柳美帆子 (@ao8l22) February 8, 2021

家事もインフラ保守も巧みになればなるほどトラブルが起こったときにしかその存在を意識されないという、なんかバグを感じるところであります。家事効率化の本を読めば読むほど「これは自分が楽になるが、これが行われていると家族はこのスキルの高さに気付かないのでは？」という気持ちになる

— 青柳美帆子 (@ao8l22) February 8, 2021

深い問題ですね……。

これには多くの声が寄せられました。

その通りだわ…。ちゃちゃっとやってしまえることだと思われちゃうよね。 https://t.co/kgbIhN8UZM

— まくすけ (@makusuke) February 8, 2021

これはあるよね
やってないとそもそも気づかない事があるんだよ https://t.co/Fh0pbLERfP

— (中途)半端（なアルパ）カ・スリ (@hanpananoda) February 8, 2021

一理あると思う。
それが当たり前となって感謝をされなくなることが一番悲しい。

— 緋色の彗星 (@char_as_kazval) February 8, 2021

このような体験をしたという声も。

トンカツが手際良く上手に揚げられるようになった結果、家族はめんどくさいからトンカツでいいよと言い出した。いや、トンカツは十分めんどくさいから。 https://t.co/U7OKZJ2km4

— Yu (@Yu_Love_Music) February 8, 2021

わかるわ。先日家人に「俺は風呂掃除してる」だけならまだしも「お前は何もやってない」と言われ「浴槽内の掃除だけでやった気になるな、床や排水溝、浴槽の裏の掃除もカビ予防策もこの何十年間誰がやってきたと思ってるんだ」と憤怒しましたｗ https://t.co/TfbhmeGcSp

— arrow本館 (@arrow_x) February 9, 2021

家事に限らず、職場などにも当てはまりそうです。

高度化、効率化すると利益を享受するメンツがありがたみを感じられなくなっていくってのは医療も教育もかなぁと思ったり
ほかにもありそう https://t.co/EX1gHbeLDa

— としきん (@toshikin3) February 8, 2021

家事に限らず、どんな仕事も効率よく片付けると「あいつはサボってる」とか言われるのは同じですわ。 https://t.co/edYciL9jFd

— 不破@色々面倒臭い (@FuwaFWC) February 8, 2021

職場の雑事も同じ。職員室の電気ポットのお湯が空でも、誰も水を入れない。全くお湯を使わない私を含め、非常勤講師の先生が入れたりする。気づかない教員ばかりで疲れる。 https://t.co/shp5o5YarZ

— ぽすくまのとーすと (@posukuma_toast) February 8, 2021

やってる側は分かりますが、やっていない側には分からないんですよね。

そして、自分は何かしらの分野でやっていない側になっているという事実があります。