昨今、バツイチ女性が結婚市場で高い評価を受けている「思わず納得!」の理由とは?

コラム

 

「恋愛の参考書」とのスローガンを掲げるネットメディア『スゴレン』が、「結婚経験者であるバツイチ女性の人気が結婚市場において高まりつつある」みたいなことを論じる記事を配信していた。その根拠とは、おおよそだと以下のとおりであった。

 
(1)   喧嘩したときは先に折れる
(2)   男性に自分の理想を押し付けない
(3)   ある程度の家事能力がある
(4)   (男の)プライドを大切にして男を立てる
(5)   結婚への焦りがないぶん落ち着いて付き合える
(6)   多少は男心を尊重して受け入れてくれる
(7)   記念日など面倒なことを省略できる
(8)   経済観念がしっかりしている
(9)   束縛せず、適度な距離感を保てる

 
「9つ」中、いくぶん内容がダブっている項目もなくはないものの、バツイチ女性ならではの「大人のオンナの余裕」を満遍なく指摘した、なかなかにお役立ち度の高い良記事だといえよう。

 
私にも何人かのバツイチ女性の知り合いがいるが、たしかにどの彼女もじつに魅力的で、タイミングさえ合えば(?)一度ゼヒお付き合いしてみたい(笑)!

 
「家事能力」や「経済観念」といった“経験者”として得てきたスキルは、もちろん具体性の高い大きなポイントであるが、私が一番バツイチ女性を「魅力的」だと感じるのは、

 
「結婚というものに過度な期待を寄せていない」

 
……点である。「過度な期待を寄せていない」からこそ、「結婚に対する焦りがない」し、「きつい束縛」もしてこない。さらに、年収だとか容姿だとか身長だとかの“余計な要望”を結婚相手(=再婚相手)に突きつけてくることもなく、“最初の結婚”で本当に失敗した部分──たとえば「暴力をふるう相手だけは絶対にNG」「イケメンだけど女グセの悪い相手はちょっと…」「相手の両親との相性は重視すべき」……など、「おたがいの努力だけではどうにもならない部分」だけを的確かつ控えめに“条件”として挙げてくださる。つまり、

 
「相手の人間としての本質的な部分のみをチェックしたうえで、結婚相手として自分に相応しいか相応しくないかをジャッジする習性が身に染みている」

 
……というわけだ。

 
「バツイチ」を対象とした、とある結婚相談所が「モテるバツイチを目指すためのアドバイス」として、こんなことを提唱していた。

 
「恋愛に臆病にならないこと」

 
男女を問わず、バツイチを引きずって、結婚どころか恋愛にまで拒絶反応を示してしまうヒトをたまに見かける。が、新しい出会いと、そこから生まれる経験によって過去の苦い失敗を積極的に打ち消すといったポジティブさこそが、現状を打破するための大事な姿勢なのではなかろうか?

 

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