腸捻転手術で激痩せのアントニオ猪木氏を励ますアントニオ猪木による「元気が出る名言集」

コラム

 

闘病中の元プロレスラーで実業家のアントニオ猪木氏(78)が6月12日、自身のYouTubeチャンネル『最後の闘魂』で再入院したことを公表。病室のベッドで撮影したパジャマ姿の激痩せ動画は、さまざまなニュースやワイドショーでも報じられた。

 

 
「『元気ですかー!』って、大きな声を出したいんですが、今あんまり大きな声を出すとね…。今回じつは…腸がはがれちゃったみたいで…。また再入院。せっかくいいところまできたんですけど…。でも元気を復活させました。(札幌から届いたという贈り物の高級メロンを前に)おいしく食べるには自分が健康でなきゃいけないので…。一生懸命リハビリにつとめて、元気な姿で一日も早く皆さんにまた『元気ですかー!』を送りたいと思います」

 
……と誓う猪木氏の口調は正直、弱々しかったものの、常に絶やさない「アルカイック・スマイル」とも形容できる、後光さえ滲み差すような微笑はさすがの猪木スタイル! 関係者の話によると、腸捻転で5月中旬に手術を行い、2週間ほど食事ができない状態で体重が大きく落ち、しかしこの1週間で徐々に食事もできるまで回復したため、今回のYouTube出演へと至った……らしい。

 
「元気じゃないアントニオ猪木」を見ると、心底から悲しい気分になってしまうが、「あえてありのままの自分をさらけ出す」という英断に踏み切った猪木氏の勇気もまた、そう簡単に真似できることではない、タフな精神力の賜物だと思う。本当に「元気な姿で一日も早く我々にまた『元気ですかー!』を送って」もらいたい。

 
さて。ここで、見まごうほどに痩せ衰えながらも襲いくる病魔と必死に格闘し続けている猪木氏に「闘魂注入」! なにか、たとえば偉人による格言とか金言を“励ましのお言葉”として、ファン側からも贈りたいわけだが、結局のところ……一番「元気」になれるのは、アントニオ猪木張本人が今まで世に残してきた“名言”なのでは……って事実に、はたと気がついた。そんなわけで、今日は「病気で苦しんでいるご自身を奮い立たせてくれる」に違いない“猪木語録”をいくつかピックアップしてみよう。

 「どん底に耐えられれば、裸になることができる」


 「私は自分に言い聞かせた、日ごろ裸になれといっているが、今お前はできるか? 私はやった」
 

「猪木が笑えば世界が笑う」
 

「今、俺は人生のホームレスをやっております」

 

「お前ら、今日のところは見殺しておいてやる」

 

「落ちたら、また這い上がってくればいいだけのこと」

 

「どうってことはない。負けたと思ってないんだから」

 
「じゃんけんの必勝法は、強く握りしめたグーを出すこと」

 
「心が歪むのは肉体自体が不健康だからだ」

 

「馬鹿になれ、とことん馬鹿になれ、恥をかけ」

 

「死ぬエネルギーがあるくらいだったら、まだまだ生きられると思った」

 

「さあ、やるんだ。やり抜くのだ」

 
これ以上は語る必要もないだろう。アントニオ猪木氏の逆境をいともあっさり跳ね返す“土俵際の粘り”を、ただただ陰ながら願っております。がんばれ! 猪木!! ボンバーイエー!!!

 

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