「お金をたくさん使う女子=パパ活」という先入観に「待った!」をかけるダレノガレ明美の主張は至極当然のこと!?

コラム

 

中日スポーツによると、タレント兼モデルのダレノガレ明美(30)が7月4日に自身のツイッターを更新。「驚がくの1ヶ月の生活費145万円以上」問題(?)について、持論を展開した……らしい。

 
事の発端は、7月1日放送の『ダウンタウンDX 初夏の2時間SP』(日本テレビ系)に出演したダレノガレのとある暴露話であった……のだそう。「芸能界最強の生活費ランキング」なる企画内で、彼女の生活費が合計145万円以上(※内訳:食費20万円・美容代55万円・洋服代60万円・その他10万円〜)であることが本人の口から明かされ、その直後に以下のようなツイートを投稿。

 

 
「両親に下品だからあまり言わないの! と言われました」(と書き出しつつも)「ちなみにちゃんと自分の稼いだお金です! 私、芸能だけではなく会社も持ってますし、プロデュースなどもやってるので、ちゃんと自分で働いてます!」

 
「女の子がお金使ってる=パパ活ってイメージやめません?笑 私はちゃんと自分で働いてます」

 
そして、フォロワーからは「お金使って経済回してるんじゃんね」「芯の通った美人やなぁ」「あけすけで気持ちが良いですよ」……ほか、おおよそ好意的なコメントが寄せられているという。

 
どう考えても“世間一般の平均値”じゃない額面の散財を公にするという行為は「上品か下品か?」と問われると……たしかにダレノガレのご両親が叱咤するとおり、(いくらそれも芸能人の宿命とはいえ)おそらく「下品」の部類に属するものだろう。しかし、いかなる批判を受けたのかは不明だが、もし本当に「女の子がお金使ってる=パパ活」なる先入観にいまだ囚われ続ける御仁が(男女問わず)少なからず残存しているならば……それはダレノガレが指摘するとおり、やはり「否」である。

 
仮にこれが「若い男子」だったら?──いますよね〜、高級フレンチだとか高級リゾートホテルだとか高級ブランド店だとか高級スポーツジムとかで、雅(みやび)な“日常”を平日休日関係なく過ごすさまの自撮りを自慢げに一日複数回アップしているアンちゃんって……(笑)。ほとんど、あるいはまったく面識のないこの手の男子たちを(SNS上で)目にして、我々はまずどういう印象を抱くのか?

 
ホストなら話はまた別だが、普通「ママ活でもしてんじゃねえの?」とは思わないでしょう?

 
「なんか怪しいビジネスでもしてんじゃねえの?」

 
……と、推測するのが真っ当ではないのか? ならば「若い女子」も同様、年齢に不相応な収入を稼ぎ出す「ビジネス」の背景を怪しむべきで、そこに「パパ活」みたいなマスコミで偏った取り上げられ方をされているだけの特殊アルバイト(?)を“可能性”の大きな比率にイメージ先行で取り上げるのはむしろ不自然、失礼なのではないか? ましてやダレノガレは芸能以外に手掛けているビジネスもオープンにしているわけで、「怪しい」部分は「ほぼゼロ」なのだ。

 
過去にダレノガレは、いわれのない薬物使用を疑われたとき、自身のSNSをフルに活用し、徹底的に抗戦した。「怒らせたら面倒臭いヒト」との見方だってあるのかもしれない。が、とくにこれからのインターネット時代において、納得ができなければとことん世界に向けて物申すダレノガレ的な、ともすれば「面倒さ」にも直結しかねない勇猛果敢な姿勢は、自己防衛という意味でも案外有効な戦略の一つなのではなかろうか。

 

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