おいしい「卵料理」を食べられるのは "当たり前" ではない?他国での卵の質の悪さに驚きの声
SNSで盛り上がった選りすぐりのネタを紹介するcitrus。
Aisanazman Marukwamy (愛沙奈まみ) (@marukwamy)さんの投稿が話題になっています。
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親子丼、かつとじ、柳川鍋…のように卵を溶いて一緒に煮込むと美味しくなる料理が日本にはたくさんありますが、私の調査地でこれは出来ません。それは「卵が臭くて混ぜると不味くなる」からです。ニワトリもみんな痩せてて鶏肉も硬くて不味いですが、まず卵の硫黄臭が強すぎて食欲が失せてしまいます。
— Aisanazman Marukwamy (愛沙奈まみ) (@marukwamy) October 8, 2021
私もあまり科学的な理由はよく分からないのですが、調査地で見かける卵はいつも殻は白、黄身の色が薄くて白身は淀んだ感じ、目玉焼きではなく混ぜて炒めると全然明るい黄色になりません。これもある程度の当たり外れがありますが、溶いて炒めると大体臭いがキツくてダメなので他の食材とも混ぜません。
— Aisanazman Marukwamy (愛沙奈まみ) (@marukwamy) October 8, 2021
それでは一番ポピュラーな食べ方は何かと言うと意外にも「ゆで卵」です。もちろんゆで卵自体も結構臭いがキツいんですが、塩を付けて2口くらいでパクッと食べてしまうとそれほど気になりません。ただ、硫黄分が濃いのか何だか分かりませんが胃もたれしますし、一度に2つ以上食べるなんてまず無理です。
— Aisanazman Marukwamy (愛沙奈まみ) (@marukwamy) October 8, 2021
よく現地の教会で日曜礼拝が終わった後にみんなでしゃがんでゆで卵を食べているのを見かけることがあるのですが、ゆで卵一個でそのまま昼ごはんになってしまいます。こんな調子なので卵が他の料理の具になっているというのが想像出来ないですし、卵を使ったふわふわのお菓子なんかも存在しません。
— Aisanazman Marukwamy (愛沙奈まみ) (@marukwamy) October 8, 2021
私は現地で親子丼を作ろうとして大失敗したことがあり、それはまず玉ねぎが苦くて微塵切りで炒める以外に使い途が無く、生臭さが消えない鶏肉を硫黄臭MAXの溶き卵と混ぜて煮込むと人間の食べ物のにおいではなくなるんですね。そこでやっと私は何故卵とじ料理が調査地に全く無いのか理解したのでした。
— Aisanazman Marukwamy (愛沙奈まみ) (@marukwamy) October 8, 2021
もちろん生卵なんて絶対に食べられませんし、嗅覚でそんなことしたらアカンと身体が教えてくれます。ウズラの卵もあってそっちは鶏卵に比べると臭いも弱く美味しいのですが現地では高級品扱いでなかなか食べられません。ゆで卵のピクルスもあって臭い消しには良いのですが白身の食感がゴム化します。
— Aisanazman Marukwamy (愛沙奈まみ) (@marukwamy) October 8, 2021
調査地で何故卵があんなに硫黄臭くなるのか結局よく分かりませんが、卵はニオイと胃もたれのせいで子供にもあまり好まれる食材ではありません。日本の子供はアレルギーでも無い限り大体の卵料理は喜んで食べると思いますが、現地で卵に食材としての汎用性が無いのは栄養面でも大きなマイナスですね。完
— Aisanazman Marukwamy (愛沙奈まみ) (@marukwamy) October 8, 2021
し、知らなかったです……。
食べられないほど硫黄の臭いがキツイって、正直想像できないです……。
この投稿には衝撃と驚きの声がたくさん集まりました。
また、臭いの原因に関して「土壌」の問題を指摘する声も……!
おいしいご飯を当たり前に食べられるありがたさが、改めて身に沁みますね。