学生が介護をする「ヤングケアラー」は介護が終わっても悪影響がある?知られざる実情に反響集まる
SNSで盛り上がった選りすぐりのネタを紹介するcitrus。
ころとろ (@korotoro)さんの投稿が話題になっています。
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最近やっと言語化できたんだけど、介護のヤングケアラーの何がまずいって、自分が一番成長する時期に、機能後退していく他人を優先した生活をすることで人生そのものにプラスイメージが持てなくなることなんです どんなに力を注いでも何も向上せず衰退していく、それが人生のイメージになるのやばい
— ころとろ (@korotoro) 09:00 AM - 01 Jan 1970
私はめちゃくちゃそこを誤学習してしまったので、直接介護をしなくなってからも自分の人生がかなり狂いましたね 家族のケアが終了したあとに自分の人生があるのですが、そもそも衰退以外の生活イメージがホント沸かないんですよね 人間は枯れていくために生きてるのだと本気で思ってしまうんですよ
— ころとろ (@korotoro) November 21, 2021
さすがに今は少し気付きましたが、ちょっと前まで40歳過ぎたら自分の老人ホーム探さなきゃって思ってたからね…
— ころとろ (@korotoro) November 21, 2021
なんていうか自分の働きかけで何かにプラスの成長が見込める、という感覚がほんとうにあまりないんですよね 何をしようが現状維持、もしくは衰退、というのが年長者の介護ではデフォルトなので お陰で常に現状に甘んじない心を持てたと言えなくもないですが、そもそも向上すると思ってないという…
— ころとろ (@korotoro) November 21, 2021
祖父母とかだったらまた見方は違ったかもしれませんが、私は10代の頃から実母が要介護状態で父不在の家庭と言う形だったので、40も半ば過ぎたら相当衰退してるのが人生だと思ってしまう感じです 一番身近な人生のモデルケースがそういう状態でしかもケアも続けると割と色々歪んで成長するのだなあと
— ころとろ (@korotoro) November 21, 2021
まあそんなこと言いつつ自分がもうすぐ40にもなるのでめちゃくちゃ怖いですね 母ももう障害者から高齢者の枠に移って色々やりやすくはなったんですけど 元気な中年としての人生、ほんとうに実在するのか????
— ころとろ (@korotoro) November 21, 2021
そっかぁ……。「ヤングケアラー」って耳にする機会が増えたけど、経験者の話ってまた違いますね。
他にも同じく介護を経験したことのある人から、共感の声が集まりました。
はじめまして。
私は認知症の祖母と小6〜高2まで同居していただけなので恐縮ですが、同じ思考回路です。どんなにいい人間になろうと努力しても最後は暴言吐くし、将来家族にこんな苦労をかけるくらいなら結婚もしないし子供もいらないと、ネガティブでもなんでもなくふつうに考えてしまいますね…
— ueco (@ueco14) November 22, 2021
なぜ人生で前向きになれないか、気づきになりました。ありがとうございます。18歳で働きはじめ死後のために終身保険(死亡保険金)1,000万円入りました。迷惑をかけないようにと思って。周りには自殺するのでは、と心配されました。今だに自分の死へのイメージが強いです。
— あああああ (@neeeeeeeat) November 21, 2021
私も中学〜高校〜就職と祖母、母の度重なる病、認知症で勉強、仕事に集中できませんでした。
家族の病気は家族で対処するのは限界ありますね。人生狂いました。
— 佐々木アンジェ (@Ange_sasaki) November 22, 2021
衰退のイメージが強くなると、自分が家庭を持つイメージが持てなくなるみたいです……。
初めまして。私も10代から実母の介護をしてきて、最近看取りました。すると、周りからは、大変だったね。やっと子供が作れるね。というような事を言われるのですが、ころとろさんのおっしゃるように、自分の人生に衰退以外のイメージが沸かず、とてもじゃないけど子供をもつ事等考えられませんでした。
— まちぬこ (@machinuko) November 22, 2021
親が不仲且つ同居の祖父母の認知症介護を高校から見ています。私は20代前半ですが子どもが欲しいだとか、そもそも結婚とか有り得ないです。もう家族なんて、そんな重たいのは背負いたくないと思っています。
— あみうさ (@amiusa_story) November 22, 2021