【ドラゴンボール】ブロリーだけじゃない、漫画には出てこないアニメのオリキャラたち

コラム

citrus 文月

 

アニメ『ドラゴンボール』が大好きだという方も多い事だろう。しかし、アニメには原作漫画に登場しないオリジナルキャラクターもいるため、原作漫画ファンと語るうえで注意しなければいけないことも……。今回はアニメオリジナルのキャラ3人を解説していく。

 

 

■グレゴリー/昆虫のようなルックスがキュートな北の界王の従者

まず紹介するアニメオリジナルキャラは、北の界王の従者グレゴリー。『ドラゴンボールZ』(以下、Z)第20話で初登場し、悟空の修行相手を務めた。触覚と大きなふたつの黒い眼が特徴的な昆虫のような姿をしたキャラクターである。

界王のペットであるバブルスとは違い、積極的に界王を慕っているような描写が多い。しかし、界王のダジャレには呆れているような態度をしていたため、いついかなるときでも界王を支持しているという訳ではないようである。

セルの爆発に巻き込まれて死んでしまうが、その後は特に不便なく生活できている模様。ちなみに、続編である『ドラゴンボールGT』にも登場しているため未視聴の方は是非チェックしてみてほしい。

 

 

■パイクーハン/意外と出番が多い! 西の銀河最強の戦士

アニメオリジナルストーリー「あの世一武道会」で初登場したパイクーハンも、原作漫画には登場していないキャラ。『Z』第195話で初めて登場し、西の銀河最強の戦士として紹介された。緑色の肌、厚いたらこ唇、鼻がないなど地球人とは違う異星人の外見をしている。

フリーザやコルド大王を一撃、セルを2発で倒すなど、その実力は本物。悟空とも大会で一戦を交え、あと一歩のところまで追い詰めたが、最後の最後に隙を見せ、悟空に敗北してしまう(ルール的にはどちらも場外となったので引き分け)。

そんなパイクーハンは、アニメオリジナルキャラクターでありながらも活躍する場が多い。劇場版である『復活のフュージョン!! 悟空とベジータ』では、敵であるジャネンバ、『Z』魔人ブウ編では魔人ブウ(純粋)と対峙しているなど、物語中の彼の出番はそれなりにある。しかし、どちらにも負けてしまったので彼の実力は“セル以上魔人ブウ未満”ということになりそうだ。

 

 

■ブロリー/圧倒的な戦闘力を持つ伝説の超サイヤ人

最後に紹介するアニメオリジナルキャラは、劇場版『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!! 熱戦・烈戦・超激戦』で初登場した人気キャラクター、ブロリー。伝説の超サイヤ人と言われ、作中で悟空やベジータなどの実力者を軽くねじ伏せた姿が印象的なキャラクターである。

普段は特殊な装置で抑えられているため気弱でおとなしい青年なのだが、超サイヤ人に変身すると一変して筋肉が膨れ上がり、髪色も従来の超サイヤ人の純粋な金髪ではなく若干緑色を帯びる。赤ん坊のころに寝かされていた保育器の横に、同じく赤ん坊であった悟空がおり、その夜泣きにずっと苦しめられていたことで悟空に強い憎悪と執着心を抱くようになったという。

『Z』では劇場版3作に完全な悪役として登場するが、『ドラゴンボール超』の劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』では、『Z』版とは違う設定のブロリーの姿が描かれた。『超』では悪の心がなく、優しいキャラクターとして描写されており、『Z』のときとはまた違ったブロリーの姿を楽しむことができる。

 

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