アニメ『ウマ娘』 スペシャルウィークやトウカイテイオーがいる「チームスピカ」考察

コラム

citrus 干支せとら

 

現実で活躍した競走馬たちの名を冠した“ウマ娘”と呼ばれる少女たちが登場するクロスメディアコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』。今回はアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』のシーズン1・2で、主人公らが所属する“チームスピカ”の魅力に迫る。

※本稿内に記載してある話数は全てアニメ1期のものです

 

 

●物語の中心! サイレンススズカとスペシャルウィーク

アニメ1話は、ウマ娘・スペシャルウィークが「日本一のウマ娘」を目指すためにトレセン学園へ転入してくるところから始まる。田舎からやってきたスペシャルウィークの目にはさまざまなものが目新しく映るが、最も感銘を受けたのは、ウマ娘・サイレンススズカのレースであった。

サイレンススズカに憧れ、さっそく彼女の所属する“チームリゲル”の入部テストを受けるスペシャルウィーク。しかし、エルコンドルパサーに敗れて2着となり、夢は叶わなかった。だが、その後拉致とも言える形で無理やり加入させられた“チームスピカ”の部室にはサイレンススズカの姿が。なんと奇遇にもサイレンススズカはその日に“チームスピカ”へ移籍となっていたのだ。こうして、二人は晴れてチームメイトとなったのだ。

さらに、寮でも同室となるなど何かと縁がある二人。アニメ2話では、レースを前に緊張するスペシャルウィークをサイレンススズカが激励。恥ずかしがりながらも「スぺちゃん」と呼ぶなど、少しずつ仲良くなっていく過程が描かれている。私生活やレースを通して絆を深めていく二人の姿は視聴者を微笑ましい気持ちにさせてくれる。

 

 

●古参の三人組! ゴールドシップ、ウオッカ、ダイワスカーレット

次に注目なのが、チームスピカの古参メンバーであるゴールドシップ、ウオッカ、ダイワスカーレットの3人だ。アニメ1話でスペシャルウィークが目にした「入部しない奴はダートに埋めるぞ チームスピカ」と禍々しい文字で描かれたポスター。訝しげに看板を眺める彼女を、誘拐すれすれの行動で荒々しく勧誘した怪しい風貌の3人組の正体こそ、ゴールドシップ、ウオッカ、ダイワスカーレットだった。

ゴールドシップは美しい銀髪とプロポーションをもつウマ娘。だが端麗な容姿のイメージと反して常日頃奇行を繰り返し、何をしだすかわからない飄々としたトリックスターとでもいうべき性格をしている。日々ウマ娘たちにイタズラを仕掛けるトラブルメーカーな彼女だが、そこにはまるでお姉ちゃんが妹をからかっているような、どこか大人びた雰囲気もあり、一筋縄でいかない奥行きが彼女の魅力と言えるだろう。

ウオッカはいわゆる“オレっ娘”で不良を演じるウマ娘。クラスメイトである優等生・ダイワスカーレットとはまさに正反対で、お互い言い争いが絶えない。一見犬猿の仲に見えるのだが、実際は互いを最大のライバルだと認め合っている名コンビだ。

 

 

●アニメ2期の主人公組! トウカイテイオーとメジロマックイーン

快活で運動神経バツグンなボクっ娘、トウカイテイオー。アニメ2話ではチームスピカの歌とダンスの先生として登場。所属チームを決めあぐねていたが、チームスピカの様子をそばで見守るうち「楽しそう」と感じ、3話で加入を決めた。

そんなトウカイテイオーがライバル視しているのが、“お嬢様キャラ”のメジロマックイーン。5話では、マックイーンが気になって仕方がないゴールドシップに「メジロマックイーンを連れてこないとパイルドライバーだ」と脅されたテイオーが、しぶしぶチームスピカへ彼女を勧誘。当のマックイーンもなんだかんだほだされて、6話の冒頭で加入を決めチーム入りした。

アニメ第1期ではゴールドシップに気に入られている様子が印象的なメジロマックイーンだが、2期ではトウカイテイオーとともに主人公ポジションとして、物語の中心となっていく。元気っこであるテイオーと、おしとやかなマックイーン。一見正反対ながらも、レースにかける熱い想いはよく似ていることから、お互いを高めあう戦友として成長していく。

放任主義のトレーナーに率いられた個性豊かなウマ娘が集う、新進気鋭のチーム“スピカ”。そんな彼女たちが織り成す アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』には、まだまだたくさんのドラマが詰まっているので、興味を持った方は是非観てみてほしい。

こちらの記事もおすすめ!
「断るのが苦手。雰囲気に弱い。」搾取されやすい人の特徴に…「全部当てはまる」「学校で教えてほしかった」と共感の声殺到

「断るのが苦手。雰囲気に弱い。」搾取されやすい人の特徴に…「全部当てはまる」「学校で教えてほしかった」と共感の声殺到

ページトップ