アニメ『ウマ娘』の激アツ展開! サイレンススズカの復活劇は語れなきゃダメっしょ!!

コラム

citrus 干支せとら

 

実際に活躍した競走馬たちの名前と同じ“ウマ娘”と呼ばれる少女たちが登場するクロスメディアコンテンツ『ウマ娘 プリティダービー』。今回はTVアニメ版の第1期、第2期より、激アツ展開の名場面を3つ選りすぐってみた。

 

 

●第1期・1話/ウマ娘の世界観へ視聴者をいざなう主役二人の出会い!

トレセン学園へ転入するため上京してきたウマ娘・スペシャルウィーク。都会のあらゆるものを物珍しい様子で見る彼女だが、ひと際目を輝かせたのが、レースに参加していたウマ娘・サイレンススズカの圧倒的な走りだった。

一瞬で彼女に魅了されるスペシャルウィーク。続けて行われたレース出場上位者が出演できるウイニングライブで歌い踊るサイレンススズカを見て、スペシャルウィークは憧憬の念をさらに強くする。

第1期の主人公であるスペシャルウィークとサイレンススズカの二人が運命的な出会いを果たすこの場面。ウマ娘という物語のこれからに期待を抱かずにはいられない、希望溢れる名シーンと言えるだろう。

 

 

●第1期・11話/涙なしには見られない……サイレンススズカの復活!

第1期・7話にて秋の天皇賞に参加したサイレンススズカ。彼女のスタイルである「大逃げ」の走りを見せて日本中を沸かせるも、終盤で脚に故障を起こし競走の中止を余儀なくされてしまう。

11話は、そんなスズカが怪我から1年の療養とトレーニングを経て挑む復帰レース回だ。「逃げ」を得意とする彼女が後方からスタートする意外な展開だが、最後の直線で他のウマ娘たちをごぼう抜きし、見事優勝を果たした。

この優勝劇の裏でスペシャルウィークは自主練を重ねていた。盛り上がる場内の声を聞き、彼女はサイレンススズカの復活を悟る。「おかえりなさい」と想いながら、翌日に控えた自身のレースに向けての決意を新たにする。二人の絆の強さが伺える名エピソードだ。

 

 

●第2期・8話/「ヒール」ではなく「ヒーロー」、ライスシャワー!

第2期・7話にて、ミホノブルボンの無敗三冠を阻止したレコードブレイカー・ライスシャワー。「黒い刺客」と呼ばれ、苦悩する様子が描かれる。みんなに嫌われるくらいなら天皇賞・春には出ないと嘆いていたライスだが、ブルボンに叱咤され出場を決めた。

続く第2期・8話。天皇賞・春には、第2期の主人公格であるメジロマックイーンも参戦。彼女もまた、前人未到の三連覇を目指し奮闘していた。それを阻止すべく、靴をいくつも履きつぶすほどハードなトレーニングを重ねるライスシャワー。猛特訓の結果、彼女はこれまでとは全く違う強者のオーラをまといはじめていた。

そしていよいよレースの日が訪れる。死闘の末、ライスシャワーは驚異の走りを見せ見事一着に輝く。しかし、メジロマックイーンの三連覇を期待していた観客からはブーイングが……。勝ったにもかかわらず落ち込んだ様子でその場を去るライス。そんな彼女を優しく迎え入れたのは、ミホノブルボンだった。

努力の末勝ったものの、万人に賞賛されず辛かったことを打ち明けるライスシャワー。しかし、勝負の世界とはそういうものだと話すミホノブルボンの言葉に救われ、これからも努力することを決めるのだった。

――今回紹介したエピソード以外にも、TVアニメ『ウマ娘 プリティダービー』には数々のアツい展開が目白押し! 皆さんのお気に入りは何話だろうか?

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