年末年始の特番で一番攻めていたのは「格付け」でも「スポーツ王」でもなく?…「草野球」!?

コラム

 

昨日、ここcitrusに寄稿したばかりのコラムでも語ったとおり、今回の年末年始もとくに目新しい予定があるわけでもなく、朝からビールとかスパークリングワインとかを飲みながら、空腹感を一度も感じることなくのんべんだらりと眼前にある食える物を口に入れては、たま〜にサウナやジムで汗を流しながら、大半はテレビの前でごろんごろんしていた“いつも”の私なのであったが、実際に観ていた番組の詳細をザッと羅列してみれば、

 


・『笑って年越したい! 笑う大晦日』(日テレ系:大晦日)
※最初の5分だけ観て脱落

 
・『NHK紅白歌合戦』(NHK総合:大晦日)
※藤井風というヒトがやたらフィーチャーされていたが、私は知らなかったし、あんまりいいとも思わなかったので、このあたりで脱落

 

・「孤独のグルメ2021大晦日スペシャル」(テレビ東京:大晦日)
※消去法的に大晦日の夜番組では、一番観応えがあった…印象?

 
・『ぐるぐるナインティナイン〜おもしろ荘2022〜』(日テレ系:元旦)
※今年はどの芸人さんもわりと粒揃いだった…印象?

 

・『ジョブチューン〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!★セブン・ファミマ・ローソンの人気商品を一流料理人がジャッジ!』(TBS系:元旦)
※同番組については明日のコラムで詳細を述べる予定

 
・『芸能人格付けチェック2022』(テレ朝系:元旦)
※YOSHIKIのおかげでGACKTロスにはほぼ陥らず?

 
・『相棒〜元旦SP2022〜』(テレ朝系:元旦)

※可もなく不可もなく…?

 
・『夢対決2022とんねるずのスポーツ王は俺だ‼︎』(テレ朝系:2日)
※バスケが一番面白かった。あと、ヤクルトの村上選手が妙にバラエティ慣れしていた。渋子の脚がエロティックだった

 

 

……と、まあいかにも最大公約数的で凡庸なラインナップ……なんだけど、これらの並みいる人気番組をぶっちぎって、(ゴメス的には)ダントツに面白かったのが、1月3日に超優良コンテンツ『箱根駅伝2022』(日テレ系)と対抗(?)するため、朝の8時30分からテレビ東京が放送した『竜兵会VS出川軍オールスター草野球対決2022』である。

 
東京ヤクルトスワローズファン歴40年のお笑いタレント出川哲朗(57)率いる『ヤバいよテツローズ』と、お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部』の上島竜兵(60)を中心とする芸能界の一大勢力『竜兵会』がプライドをかけ、メットライフドーム(埼玉県所沢市)にて草野球(軟球使用)で戦う……といった、仕切りが苦手なベテラン芸人の両巨頭をあえて前面に推し出す、もう観る前からぐだぐだ感がぷんぷんとただよう投げやりな企画で、実際見てみたら……ピッチャー(出川・上島…ほか)はマウンドより前から投げるわ、打者とバッターランナーが別々だったりするわ、何度もメンバー交代が可能だったり……と、案の定ぐだぐだな内容でありました(笑)。

 
おそらく、視聴率もさほど振るわなかったに違いない。出川と上島が罵倒しあってからキスをするお決まりのネタに霜降り明星のせいやがいきなりアクリル板をぶっ込んだり……と、見どころ(?)もそこそこあったが、野球に興味がない視聴者にとっては、さすがに「最後まで観るのはキツイ泥仕合」だったのではなかろうか?

 
しかし、私のような現役の草野球人にとって、(スポーツ王のリアル野球盤で打者として登場していた『とんねるず』の石橋貴明も含む)私の同世代、もしくは私より少し若めのタレントさんたちが真剣に野球をしている姿を目の当たりにするのはじつに微笑ましい。そして、同世代の男性が野球でどれくらいのパフォーマンスを披露できるかをチェックしながら、「ああ…これならボクのほうがまだ動けるな」ってことが確認できれば、なお楽しい。まだ(タメの上島と違って)私はマウンド上からノーバウンドでストライクを放れるし、スイングも(私の15歳年下である劇団ひとりよりは)シュアだし、石橋同様120キロなら当てることくらいだってできるし……。

 
それにしても、コレをしれっと地上波で流す英断を下したテレ東って……ホントすごいと思う。あらためて頭(こうべ)を垂れ、敬意の念を表したい! たとえ、視聴率が「*(=1%未満)」印であっても、へこたれずに来年も“継続”を切に願う‼

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