今もスゴすぎだけど…90年代の「サザンオールスターズ」、神がかってて最強だった3曲

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citrus 文月

 

サザンオールスターズといえば、日本を代表するロックバンドのひとつ。デビュー曲『勝手にシンドバッド』、名バラード『いとしのエリー』などが有名だが、90年代にリリースされた楽曲も名曲ばかり。そこで、今回は90年代のサザンの名曲を3つご紹介!

 

 

■『真夏の果実』(1990年)/ファンからの人気もお墨付きの名曲

まず紹介するのが、1990年7月に28枚目のシングルとしてリリースされた『真夏の果実』。この曲はサザンのボーカル・桑田佳祐の初映画監督作品『稲村ジェーン』(1990年9月公開)の主題歌として、彼が作詞・作曲をした楽曲だ。

アコースティックギターの素朴な音色から始まり、夏の儚い情景とともに愛する恋人のことを歌い上げるバラードとなっている『真夏の果実』。優しいメロディにしゃがれた桑田の声が絶妙にマッチしており、カラオケでつい歌いたくなってしまうような楽曲である。

人気も高く2008年に行われたライブ「真夏の大感謝祭 LIVE」では、ファンからの投票で1位を獲得。名実ともにサザンを代表する曲のひとつとして数えてもいい曲であろう。

 

 

■『涙のキッス』(1992年)/平成版の『いとしのエリー』とも言える一曲

次は1992年7月に31枚目のシングルとしてリリースされた『涙のキッス』をご紹介。同年放送のTBS系ドラマ『ずっとあなたが好きだった』の主題歌であり、意外かもしれないがこの曲がサザン初のドラマ主題歌である。

キーボードのポップなサウンドが全体を通して響き渡っているのが印象的な曲。“30歳の男女の恋愛”に興味があるという桑田が、ドラマの企画書を読んでプロデューサーと曲作りに取り掛かったそうで、歌詞はどこか大人の恋のほろ苦さを描いているように感じられる。

また、この曲はサザンのシングルで初めてミリオンセラーを突破したことでも知られている。本曲は、『ずっとあなたが好きだった』のプロデューサーである貴島誠一郎が“平成の『いとしのエリー』を作ってほしい”と桑田に要求した逸話が残っているが、まさにそれにふさわしいサザンを代表する曲になったことは言うまでもないだろう。

 

 

■『エロティカ・セブン EROTICA SEVEN』(1993年)/“エロス3部作”のひとつ?

最後に紹介するのが、1993年7月にリリースされた32作目のシングル『エロティカ・セブン EROTICA SEVEN』だ。同年のフジテレビ系ドラマ『悪魔のKISS』の主題歌であり、同時リリースされた前作『涙のキッス』、『シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA』から、約1年も経過してリリースされたファン待望の楽曲だった。

桑田はこの曲と『シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA』、次作である1995年に発売された『マンピーのG★SPOT』は“エロス三部作”であると位置づけている。事実、ほか2曲は“修羅場穴場女子浮遊”“ミルクいっぱいの種(たね)を撒いて”など性的に過激な歌詞も見られ、かなり攻めている様子が窺える。『エロティカ・セブン EROTICA SEVEN』は比較的マイルドな歌詞になってはいるものの、ラテン調のノリノリな楽曲で、カラッとした“エロス”な雰囲気は存分に伝わってくる。

ORICON NEWSによると、サザンのシングルの売上ランキングで1位『TSUNAMI』に続いて2位にランクインしている。ライブでも盛り上がる曲のひとつだ。
 

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文月

編集プロダクションA4studio(エーヨンスタジオ)所属のライター。人から1000円もらって「ご飯食べていい」と言われたら、350円ぐらいおつりを出してしまうほどの小心者。ギターが趣味だがさぼり癖が抜けず永遠の中級者。最近は人文図書の収集にハマっている。

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