【ウマすぎる…!】塩こうじに赤ワイン…ステーキのおいしさを激増させるライフハック
肉の王道の食べ方と言えば、ステーキを思い浮かべる人が多いかもしれない。ステーキはシンプルに焼くだけでも美味しいが、ひと手間加えるとまた違った味わいが楽しめるのだ。そこで今回は、調味料を使ってステーキ自体に味付けをする方法を紹介していこう。
■塩こうじを塗る/旨味が激増し熟成肉風に?
まず紹介するのが、塩こうじを塗る方法。
あまり高級でないステーキ肉は、焼き上げると固くパサパサとした食感になってしまうこともあるだろう。しかし、塩こうじをあらかじめ塗っておけば、柔らかく旨味が凝縮されたステーキに変わるという。
やり方は、ステーキ肉に塩こうじを満遍なく塗って馴染ませたあと、30分~1日冷蔵庫で寝かせるだけ。塩こうじは焦げやすいので、ステーキ肉に付いている塩こうじをキッチンペーパーなどで拭き取ってから焼くのが望ましい。
肉本来の旨味はもちろん、塩こうじの酵素のおかげで熟成されたような味わいがプラスされるので、ぜひ試してほしい。
■だし醤油に漬ける/コク深い味わいになる?
次に紹介する方法が、だし醤油に漬けるというもの。
ステーキ肉に醤油を漬けることによって醤油の香りが肉に移り、さらに美味しさをアップさせることができるそうだ。ちなみに普通の醤油だと塩辛くなりすぎてしまうため、だし醤油がおすすめ。
だし醤油に漬ける前にまず肉を30秒ほど湯通しする。こうすることによって、肉が持つ臭みや余計な脂を除去することができるという。さっと水気を拭き終わったら、だし醤油に半日~1日ほど漬ける。あとは焼くだけ。
だし醤油のコクと風味が肉に染み込んでいるのでご飯ととてもよく合うはず。わさびやフライドガーリックを乗せて食べても美味しくいただけるだろう。
■赤ワインに漬ける/芳醇な香りが漂う……!
最後に赤ワインに漬ける方法をご紹介。
赤ワインには乳酸やリンゴ酸などの有機酸が多く含められているので、漬けることにより肉の保水性が高くなるという。またカテプシンDという酵素により熱による肉の硬化が起こりにくくなったり、ポリフェノールの効果により肉の表面に複合体が形成されたりするなどして、肉汁が出にくくなるそうだ。
ステーキ肉を赤ワインに漬ける時間はおよそ半日ほど。焦げ防止に肉表面にオリーブオイルを塗ってフライパンで焼いていく。お好みの焼き加減で焼いたら、フライパンに残った脂に醤油やバルサミコ酢などを入れて、簡単なソースを作ってみてもいいだろう。
赤ワインの芳醇な香りが漂い肉自体も肉汁溢れる仕上がりとなるため、味わいに上品さを感じるだろう。もし、もう少し肉を柔らかくしたいなら、軟化効果が促進される白ワインに漬けてみるという方法もあるので、気になる方はそちらを試してみてもいいかもしれない。