『東京リベンジャーズ』実力で大出世、「東卍」結成メンバー以外で隊長になった猛者たち

コラム

citrus 文月

 

大ヒット中の『東京リベンジャーズ』。東京卍會の壱番隊隊長・馬地圭介、弐番隊隊長・三ツ谷隆、参番隊隊長・林田春樹たちは、チーム結成当初からのメンバー。だが組織の規模が大きくなるにつれて、結成メンバー以外から出世して隊長になったキャラもいるのだ。

 

 

■「そっちが一人ならこっちも一人だ」/肆番隊隊長・河田ナホヤ

河田ナホヤ、通称“スマイリー”はオレンジ色のパーマヘアーがトレードマークの人物。常に笑った表情でいるため、物腰が柔らかそうに感じられるが、物々しい口調で話すことが多く「笑顔の心の下は鬼」と揶揄されることがある。

そんな彼は東京卍會(以下、東卍)に入る前、双子の弟である河田ソウヤとともに“双悪”という暴走族チームを組んでおり、ふたり揃って“目黒のツインデビル”として恐れられていた。“勝てる喧嘩はしない”主義であり、格上の相手でも臆せず挑んでいく姿が印象的なキャラクターだ。

ちなみに彼は1989年生まれであるため1990年生まれのマイキー世代よりも1歳年上。見かけは幼そうだが東卍のなかでは意外と年長者なのだ。

 

 

■「隊長の中で一番喧嘩の強ぇオレにこの“特務”を任せた」/伍番隊隊長・武藤泰宏

“ムーチョ”の愛称で知られる伍番隊隊長の武藤泰宏。極悪の世代である“S62世代”のひとりであり、大柄な体格と東卍の隊長のなかで最強と言われる喧嘩の強さが特徴のキャラクターだ。

彼がまとめる伍番隊は東卍のなかで唯一内輪揉めが許されており、スパイや裏切り者を見つけ出す風紀委員のような役割を任されている。敵の内通者と思われる人物の取り調べをして制裁する――といった活躍を期待する読者も多かったと思うが、実は彼には別の顔があったのである。

その正体はなんと、“S62世代”のひとり黒川イザナが総長を務める暴走族チーム・横浜天竺(以下、天竺)の創設メンバー。ムーチョはイザナに絶対的な忠誠を誓っていたため、天竺に寝返り、東卍を裏切ることになるのだ。

 

 

■「まだ東卍を変えれる!!!」/壱番隊隊長・花垣武道

最後に紹介する隊長は我らが主人公・花垣武道だ。武道はタイムリープで歴史を改変して以降、正史では入ることがなかった東卍に関わるようになり、愛美愛主(メビウス)や芭流覇羅(バルバラ)との抗争において大きな活躍を見せることになる。

芭流覇羅との一件の後、マイキーからその功績が認められ、死亡した壱番隊隊長の場地圭介の後釜として隊長に就任。引き続き松野千冬を副隊長として迎え入れ、壱番隊を率いていくことになるのだ。

その後の武道は10代目黒龍(ブラックドラゴン)総長である柴大寿、“S62世代”の暴走族チーム・天竺との戦いで、持ち前のガッツを最大限に発揮し隊長の座に甘んじない活躍をしていく。凄惨な未来を変えるために奮闘する武道に心打たれる読者も多いのではないだろうか。

タイムリープを機に彼が壱番隊隊長になったのは、もちろん彼自身の活躍のおかげもあるが、ある意味運命のいたずらとも言えるだろう。

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