『ちびまる子ちゃん』に『ポケモン』に…PUFFYが担当した子供向けアニメソング3選
PUFFYと言えば、大貫亜美と吉村由美によるボーカルユニット。「これが私の生きる道」、「渚にまつわるエトセトラ」などの名曲をリリースした彼女たちだが、子供向けのアニメの主題歌をいくつか担当していたことはご存じだろうか。今回は3曲、ご紹介しよう。
■「すすめナンセンス」/『ちびまる子ちゃん』
フジテレビ系列で放送中のTVアニメ『ちびまる子ちゃん』。
本作の第12エンディングテーマとなったのが、配信限定でリリースされた「すすめナンセンス」である。エンディングの映像でPUFFYのふたりがアニメキャラクターとして登場していることで話題となった。
作詞はちびまる子ちゃんの原作者であり、「おどるポンポコリン」を作詞したことでも知られるさくらももこ先生が担当。ナンセンスな歌詞が魅力的なさくら先生の作詞は、PUFFYの創り出すシュールな世界観に見事にフィット。ゆったりとしたギターポップ調のサウンドと相まって、唯一無二の楽曲になっている。
■「はじまりのうた」/『劇場版ポケットモンスターAG ミュウと波導の勇者 ルカリオ』
子どもから大人まで絶大な人気を誇っているゲームシリーズ『ポケットモンスター』。
その劇場版である『劇場版ポケットモンスターAG ミュウと波導の勇者 ルカリオ』の主題歌となったのが「はじまりのうた」だ。
子どもにも馴染みやすい軽快なポップスとなっているこの楽曲。歌詞はポケモンのタイプを羅列しており、子どもの目を惹くような工夫が施されている。聴いていくうちにサトシとピカチュウの冒険を体験したくなる最高の一曲である。
■「トモダチのわお!」/『しまじろうのわお!』
「トモダチのわお!」はテレビ東京系列のキッズバラエティ番組『しまじろうのわお!』の第2エンディングテーマとして使用された。
しまじろうと言えば、幼児向けの通信教材である『こどもちゃれんじ』に登場するキャラクターとしてご存じの人も多いだろう。
作詞・作曲はPUFFYとともにテクノグループ・電気グルーヴのメンバーである石野卓球が担当。曲調は石野が携わっているためか、電子音が強調されたテクノポップとなっており新鮮である。しかし、それでいてPUFFYらしいシンプルなメロディラインは健在なので、PUFFYファンならば一度はチェックしておくべき楽曲と言えるだろう。