あの稲垣吾郎ですらドキドキしてしまう、森高千里が放つ圧倒的なオーラについて語ろう!

コラム

 

ライターという職業柄、飲みの席などで

 

「これまで実際に会った(女性)芸能人のなかで、本当にキレイだったのは誰ですか?」

 

……みたいなことを、たまに質問される。そんなとき、私は必ずこの3人の名前を挙げることにしている。一人は元SPEEDの「上原多香子」、もう一人は「内田有紀」……そして、もう一人は「森高千里」である。

 

『スポニチAnnex』によると、あの稲垣吾郎(48)も4月25日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『THE TRAD』(TOKYO FM)に出演した際、歌手・森高千里(53)について、こんな風な回想をしていたという。

 

「お変わりないですよね〜。よく昔、歌番組でご一緒させていただいて。リハーサルのときからちゃんとミニスカートを(はいて)。僕とかはリハーサルのときは私服とかでやっちゃうから…」

 

「(森高は)真面目な人でね、ちゃんと番組スタッフの方を思って…」

 

「(美脚に)ドキドキしちゃいましたけどね…こっちは見ていてね。思い出してしまいました」

 

私の場合、森高千里とは正確には「会った」わけではなく、たまたま乗っていたタクシーのなかから、偶然表参道付近の横断歩道前で信号待ちのため立っている彼女のお姿をチラリと「見た」だけだ。

 

タクシーは青信号だったので走行している状態だったのに……まさしく “ホンの一瞬” でしかなかったにもかかわらず、信号待ちをしている他の群衆内から、ハッキリと森高千里を見分けることができた。(まだコロナ前の話で)マスクもサングラスもしていなかったとは言え、圧倒的なオーラを放ち、そのオーラがまるでシールドのごとく、森高の周囲のみを覆っているような感じだった。

 

衰え知らずの美貌もさることながら、森高千里とくれば……まず我々男子のあいだで語り草となるのは、やはり「ミニスカートからのぞく美脚」であろう。

 

昭和世代とはあきらかに骨格が異なってきている “若手” には、美脚自慢の女性タレントも続々と登場している。四肢とのバランスオンリーで比較するなら、森高よりも “長い” 脚を持つ者も少なからず……なのかもしれない。しかし、森高の美脚にはただ細長いだけのソレとは一線を画した「ボン・キュッ・ボン!」がある。程よく肉付きの良い大腿部に引き締まった足首……さらには、ふくらはぎもが高い重心を保ちながら、ぽっこりと美しい凸のラインを描いているのが素晴らしい!

 

あと、森高千里の「特技」の一つには「ドラム」があるが、コイツがわりと……どころか、かなりヤバい。自他ともが認める「日本一のセッションドラマー」であった故・村上 “ポンタ” 秀一さんは、自著『自暴自伝』(文春文庫PLUS)で、森高のドラミングを、こう絶賛する。

 

俺、ドラマーとしてのチーさま(=森高千里)を、冗談抜きで尊敬してるんだ。

(中略)ドラマーって、かならずフェルの後の二拍目に “情” が入るもんなんだ。「ドンツッタッタ(一拍目)、ドンツッタッタ(二拍目)、ドンツッタッタ(三拍目)、タカトゥンドンツッ(四拍目のフィル)、ドンツッ、バーン!」って、フィルの後の二拍目は思わず、気持ちが入って大きなアクセントをつけたくなってしまう。

ところがチーさまは、「ドンツッタッタ、ドンツッタッタ、ドンツッタッタ、タカタカタカタカ、ドンツッタッタ」っていうふうに、気分の高まりを絶対見せないで続ける。「すげえな、おい……」って感心してたもん。真似しようったってなかなかできないよ、あれは。よっぽどハートのコントロールができてるんだろうね。

 

そう指摘されれば、森高千里のステージはどんなに観客がエモく高揚していても、どこか淡々とした風情がある……気もしなくはない。そう! 熱っしているんだか冷えているんだかが判別困難である、そのイノセントでミステリアスな唯一無二の存在感こそが、タクシーですれ違った瞬時でも森高千里を特定できるオーラの正体なのではなかろうか?

 

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