「三ツ矢サイダー」でおかずを作るという斜め上の発想のアレンジ……ヤバくてウマい!!

コラム

TND幽介

 

「三ツ矢サイダー」といえば、アサヒ飲料株式会社が提供する爽やかな香りが特徴のサイダー飲料。公式サイトには、実に113年もの歴史を持つ同商品が、意外なおかずに大変身するレシピが公開されている。今回はそこから2品をご紹介したい。

 

 

■【野菜のサラダピクルス】

最初は「野菜のサラダピクルス」というレシピからご紹介しよう。ピクルスといえば、洋風のお漬物として、お酒のおつまみなどさまざまな場面で愛される料理だが、「三ツ矢サイダー」を使うことでどんな仕上がりになるのか……期待が膨らむばかりだ。

 

≪用意する食材≫(今回の材料は2人分)
【A】(ピクルス液)
・「三ツ矢サイダー」(1と1/2カップ)
・お酢(1/2カップ)
・塩(小さじ1/2)
・ローリエ(1枚)
・ニンニク(小1片)

・きゅうり(1本)
・赤パプリカ(1/4個)
・黄パプリカ(1/4個)
・セロリ(1/2本)
・にんじん(小1/2本)

 

作り方は、まず【A】の材料をボウルもしくは保存容器に混ぜ合わせ、 “ピクルス液” を作っておく。このとき「ニンニク(小1片)」は包丁の背などでしっかり潰しておくのがポイント。

次に「きゅうり(1本)」を縦に4等分してから種をそぎ落とし、乱切りにしておく。「セロリ(1/2本)」は7mm幅にカット。赤と黄の「パプリカ(1/4個)」、「にんじん(小1/2本)」は縦に4等分してから、食べやすいサイズに乱切りにしておく。

これを【A】のピクルス液に漬けて、1晩から2晩漬け込めば完成。

口に入れると、「三ツ矢サイダー」の爽やかな甘さとお酢の酸っぱさが程よく香ってきた。噛みしめるほどに野菜の風味と甘さが弾けるように口に広がり、非常にうまい。

今回は1晩しか漬けなかったのだが、ピクルスにありがちな強烈な酸味や甘さは控えめで、野菜のフレッシュさがしっかりと感じられた。

特筆すべきはローリエとニンニクで、全体にフワッとした洋の香りと食欲をそそる旨味を与えている。とはいえ、ニンニクはあくまでほのかに香る程度なので、ニオイが気にならないのも見事な塩梅だ。

 

 

■【三ツ矢サイダーで柔らか角煮】

次は「三ツ矢サイダーで柔らか角煮」というメニュー。角煮といえば、トロトロに煮込んだ豚バラの旨味が食欲をそそる本格的なおかずメニューだが、それが「三ツ矢サイダー」を使うことでどう変化がつくのか、非常に気になるところだ。

 

≪用意する食材≫(今回の材料は4人分)
・「三ツ矢サイダー」(350cc)
・豚バラかたまり肉(約700g)
・しょうが(1かけ)
・八角(2かけ)
・水(500cc)
・酒(200cc)
・醤油(大さじ5杯)

 

作り方は、まず「豚バラかたまり肉(約700g)」を適当な大きさにカットする。

次に、深めの鍋にカットした肉と「しょうが(1かけ)」「八角(2かけ)」を入れ、そこに肉がひたひたになるくらい「『三ツ矢サイダー』(350cc)」を注ぎ入れる。

強火で約2時間、アクを取りながら煮込んでいく。柔らかくなったら鍋の水分を捨て、そこに「水(500cc)」「酒(200cc)」「醤油(大さじ5杯)」を加えて、味が染み込むまで再度煮込めば完成。

完成した角煮は、箸でほぐれるくらいのトロトロ状態。心なしか普通に水で煮込んだときより柔らかく仕上がった印象を受けた。

さっそく一口食べてみると、あれだけたっぷりの「三ツ矢サイダー」を入れたにも関わらず、その甘さが控えめなことに驚かされた。だが、よく味わっていくと、確かな甘さと独特の爽やかな香りがフワッと鼻に抜けていくのを感じ取ることができるだろう。

お砂糖で味付けするよりも繊細なバランスに仕上がる、なんとも上品なレシピだ。

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