ドリップした後に残る “コーヒーのかす” 、捨てないで! 目から鱗の再利用ライフハック

コラム

citrus あかいあおい

 

ドリップコーヒーを淹れたときに出る豆のカスを、そのまま捨ててしまっている方は多いのではないでしょうか。しかしこのコーヒーかすはさまざまな方法で再利用できるのです。そこで今回はコーヒーかすを使ったライフハックを3つ紹介します。

 

 

■脱臭・消臭に使用する

コーヒー豆の表面には無数の小さな孔が空いていて、この構造は消臭剤の定番である活性炭に酷似しています。コーヒーを淹れた後の豆のカスは、活性炭の5倍の消臭効果があるとも言われており、脱臭・消臭効果に定評があるのです。

湿ったまま使う場合は、コーヒーかすをそのままお皿などに移すだけ。こちらの場合はカビが生える恐れがあるので、使用目安は2日程度です。

一方、完全に乾燥させてから使う方法もあります。この場合は自然乾燥かフライパンなどで火にかけて乾燥させる手間がかかりますが、その分、脱臭・消臭効果が長持ちするのが特徴です。

 

 

■猫よけに使用する

次にご紹介するのは猫よけとして使用する方法。嗅覚に優れている猫ですが、実はコーヒーの香りを不快に感じるのだそう。こちらもコーヒーかすを自然乾燥かフライパンなどで火にかけてしっかり乾燥させたものを猫の通り道に設置するだけ。

薬品などを使用する必要はなく、人間にとって不快な香りではないというところもポイントでしょう。使用目安は2~3日程度ですが、日ごろからコーヒーを愛飲している方ならばこまめに取り換えることもできるでしょう。

 

 

■肥料として使用する

最後に紹介するのは、家庭菜園や植物の肥料・堆肥として再利用する方法。表面に多くの気孔があるコーヒーは土壌を整える役割を果たしてくれるそうです。

作り方は、まずダンボールの底や側面をしっかりガムテープなどで固定し、その中に新聞紙を敷きます。そして、このダンボールの中に腐葉土を7割ほど入れ、乾燥させたコーヒーかすを混ぜていくのです。

発酵の目安は1ヶ月程度と言われていますので、それから空気を取り入れるために毎日軽く混ぜていきます。途中でコーヒーかすを追加していってもOK。手で触れた際にほんのり温かみがあれば、発酵がきちんと進んでいる証拠。充分に発酵したら完成です。

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