「ヒカキン流炎上回避法・7ヵ箇条」を自ら破って「聖人」から「人間」へと戻ることができたヒカキンの心情を勝手に探ってみた!

コラム

 

トップYouTuberであり「炎上しない男」としても名を馳せるヒカキンが、珍しく(?)只今炎上中……らしい。事の発端は7月12日、自身のYouTubeチャンネル『HikakinGames』に投稿した動画……なんだとか。

 

この日、ヒカキンは人気オンラインゲーム『Apex Legend』の実況プレイを配信。ランダムマッチされたプレイヤー二人とチームになったのだが、のっけから雲行きが怪しい。決戦に備えて、フィールド内に落ちている武器やアイテムを集めるヒカキンに対し、なぜかチームメイトの一人であるプレイヤーから攻撃を受けてしまう。その予想外の “妨害行為” に、キレるヒカキン。

 

「何やってんの? コイツ、ウッザ! こいつとやりたくねぇわ、オレ。お前やべえわ。苦手だわ」

 

「この怒りを敵にぶつける。それが大人だろ。今のは子どもだ、許してやれ!」

 

……と、懸命に自分を律しながらもゲームを進めるも、チームワークが成り立つはずもなく、あっけなく全滅。その後、プレイデータを振り返ると、その妨害プレイヤーが自分よりも点数を稼いでいたことでさらに機嫌を損ねて、「ウゼェ〜」「むかつくわ〜」……を連発。「すいません、口が悪くて」と一度は視聴者に謝ったものの、再びゲーム画面に目を戻すと今度は舌打ち。「こいや、お前! こいよ」と煽り続け、ついには「こいつです」と、妨害プレイヤーのプロフィール情報をクリックして、動画上に晒してしまったという。

 

7月19日には、

 

「ランパートのパッシブも、あの場でディボ取りたがってたのも全くわかりませんでした ◯◯さん(※←妨害プレイヤー)、申し訳ありませんでした」

 

……とコメント欄にて謝罪文をアップしたヒカキンだが、ネット上では

 

「こんなヒカキン見たことない」

「器が小さくて草」

「本性出過ぎて…」

 

……ほか、批判的な声が多く寄せられている……のだそう。

 

私はネットゲーム事情にはとんと疎くて、前出の専門用語も、一体どこらへんが怒りの勘所なのかもさっぱりわからないのだけれど、おそらくヒカキンってヒトは……ゲームなどの勝負事に対峙したら、いきなりスイッチが入ってアツくなってしまう性質(タチ)の人物なんだろう。

 

1ヶ月半ほど前、私はここcitrusで「ヒカキン流、炎上回避法7箇条」ってヤツを紹介したばかりなんだが、結局はその「7箇条」のうちの、

 

・デジタルタトゥーを常に意識する

 

・ネットでマイナス発言はしない

 

・常に最悪の事態を想定する

 

……の3つを守ることができず、皮肉にも「自分が提唱した法則を我が身でもって証明する」格好になってしまったわけだ。

 

よくよく考えてみると、ヒカキンは

 

「自分のなかに潜んでいる、短気で頭に血がのぼったら周囲が見えなくなりがちな一面」

 

……を十二分に自覚していたからこそ、こうした(一部メディアからは)「ストイック」とも称賛されるような厳しい戒律を、みずからに課していたのかもしれない。そして、ゲーム実況という「勝負という概念にのめり込みがちなヒト」にとっては非常に危険なコンテンツに手を出してしまった途端、あっさりとその禁をやぶってしまったわけである。

 

だが、私は今回の炎上騒動でヒカキンの肩の荷もずいぶん軽くなって、内心ではちょっぴりホッとしているのではないか……とも、友だちでもないのに(笑)勝手に思っている。コレでやっと「聖人」から「人間」に戻れた……と。私だって、たとえばラッシュアワー時に自動改札機を通過するとき、前のおじさんがSuicaの残高不足でいきなり「ピー!」って通せんぼされたら、

 

「トロトロしてんじゃねーよ!」

 

……とかって、しょっちゅう毒づいてますからね(笑)。もちろん、内心で……ではありますが(^^;;

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