【男性諸君は要注意】自分でも気が付かないうちにやってしまっているかも!? アウトの線引きが難しい「ミルハラ」とは?

コラム

 

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(53)が8月8日、朝の情報バラエティ番組『めざまし8』(フジテレビ系)に出演。近ごろの若い女子がヘソ出しファッションほか、露出度高めの服装で歩いていることに対して、

 

「見られたいから(肌を)出しているわけではないのか?」

 

……と、質問したところ、

 

「全然違う!」

 

……と、とあるヤングガールから鬼却下されてしまうという一幕があった。

 

この日、実際に街で「ミル(見る)ハラ」をよく受ける……らしい、ギャルモデルの『あおちゃんぺ』なるややこしい名前の女子がリモートで番組に出演し、橋下氏が投じた “素朴な疑問” に、

 

「そう思われる方は多いけど、ファッションは自分が可愛いと思うこと、好きなこと、今なら暑いからというのも単純にある」

 

「人に見られたいとかじゃなく、自分のためにやってること。こういう服を着ているから見ていいというのは、全然違う話!」

 

……と、ピシャリ! 

 

「(僕のような)こういう考えは昭和なんですね」

 

……と、橋下氏は苦笑い混じりのコメントでお茶を濁すしかなかった……ってな感じの経緯(いきさつ)であった。

 

さて。なんでもかんでもケツに「〜ハラ」をつけては些細な言動を罪悪扱いしてしまう、ある種の「無菌室」チックな昨今の閉塞的風潮のなかでもこの「ミルハラ」ってヤツは、もっとも “是非の線引き” が曖昧かつ困難である、じつにデリケイトな「ハラスメント」の一つなのではなかろうか。

 

ピチピチと弾けんばかりの健康的な肢体を持つ女性が、ヘソを見せたり胸の谷間や太ももや肩や肩甲骨をさらけ出したり……と、高い露出率のファッションで街を歩いていたら、男性としてつい “そこ” に目が行ってしまうのは、もはや「本能」に近い “習性” である。私なんぞは、仮に露出率は低くても顔がタイプな女性やピタピタのスパッツやTシャツで “シルエット” を強調している女性とすれ違っただけでも、もう露骨なほどにその部位(あるいは全体像)を、許されるかぎり “ガン見” してしまう。

 

もちろん、盗撮したり尾行したり……と、ほぼ犯罪行為にまで至るような真似は絶対にしない。しかし、たとえば、電車の正面に座っているそういう女性に目が釘付けになっていたとすれば、ときにキッと睨み返されたり、さりげなく露出部を手で覆われたり、席を変わられたりすることは……稀にあったりする。「許されるかぎり」の度を越してしまったということだ。なるべく相手に気づかれないよう “チラ見” で済ませる努力はしているつもりなんだが……(苦笑)?

 

前出したギャルモデルの言い分「人に見られたいとかじゃなく、自分のためにやってること」ってえのは理解できる。ただ、いっぽうで「露出した肌(やシルエット)につい目を奪われてしまう」という男性の “習性” も、ちょっとは理解してほしい……。つまり、この「ミルハラ」に関しては……現状だと、男女ともの「節度」と「モラル」にまかせた、阿吽の呼吸(?)で解決するしかないと思うのだが、いかがだろう。いっそ、「ガン見警報器」とかが装着されたウェアラブル眼鏡とかが開発されたら、コッチ(=男性側)も気がラクなんですけどね(笑)?

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