元SMAP・木村拓哉主演の90年代・フジテレビ系ドラマと言えば!? 「ロンバケ」と…?

コラム

citrus 文月

 

木村拓哉ことキムタクは、ご存知「SMAP」の元メンバー。アイドル活動の傍ら、数多くのドラマにも出演し、多くの女性を虜にしてきた。そこで今回は、90年代に主演を務めることが多かったフジテレビ系の主演作を3作品紹介!

 

 

■ロングバケーション/1996年

 

はじめに紹介するのが、1996年に月9枠で放送された「ロングバケーション」。「月曜日はOLが街から消える」と言われたり、ピアノを弾くキムタクの姿を見てピアノを習う男性が増えたりと、「ロンバケ現象」なる社会現象を巻き起こした作品だ。初回の放送でいきなり30.6%という高視聴率を叩き出し、最終回の視聴率は36.7%を記録した。

 

落ち目のモデル・葉山南(演・山口智子)は、結婚式を目前にして婚約者が消えてしまう事態に見舞われる。そこで、仕方なく婚約者のルームメイトであったピアニストの瀬名秀俊(演・木村拓哉)と同居することに。デリカシーのない発言をする瀬名に葉山はペースを乱されつつも、次第にふたりは惹かれ合うようになる。

 

本作でキムタクは、冴えないピアニスト役を演じるのだが、そんな役には収まりきらないほどスターのオーラに満ち溢れていた。若いキムタクの神がかっている演技を観たい方が、まずは通るべき作品だろう。

 

 

■ラブジェネレーション/1997年

 

お次に1997年に月9枠で放送された「ラブジェネレーション」を紹介。最高視聴率32.5%、全11話の平均視聴率が30.8%を記録したモンスタードラマであり、2001年放送の「HERO」に抜かれるまで、フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマで、最高平均視聴率を誇る作品となった。

 

広告代理店で働く片桐哲平(演・木村拓哉)は、突如クリエイティブ部から営業部への異動を命じられる。そこで、出会った上杉理子(演・松たか子)に自慢のロン毛を切られてしまい、ふたりは対立。最悪なファーストコンタクトだったが、次第に恋に落ちていく……。

 

活発で自己主張の激しい片桐を演じるキムタクは、ややチャラめ。今でこそ渋い男性役がハマるキムタクだが、当時は年相応にやんちゃな演技を見せていた。

 

 

■ギフト/1997年

 

最後に紹介するのは、1997年に水曜劇場枠で放送された「ギフト」。キムタク初の連続ドラマ単独主演となる本作は、彼が主に出演してきた恋愛系ではなく、社会派サスペンスという異色作であった。最高視聴率は23.0%と上記2作には劣るものの、キムタクの新境地を切り開いた作品と言えるだろう。

 

代議士・岸和田裕二郎(演・緒形拳)は、横領した51億円と一緒に失踪。共謀者である腰越奈緒美(演・室井滋)は、岸和田の部屋で記憶喪失の青年(演・木村拓哉)を発見する。早坂由紀夫と名付けられた青年は、腰越のもと「届け屋」としてさまざまな「ギフト」を配達する仕事を行うようになるが、徐々に記憶を取り戻していき……というのが大まかなストーリーだ。

 

ミステリアスな早坂を演じるキムタクは、動作一つひとつを見るだけでも非常にカッコいい。バイクで走ったり、小道具をさりげなく使いこなしたりする姿を思わず真似してみたくなった人は多いかもしれない。

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