7割の女性が初対面の男性からのタメ口はイヤと回答…では、どのようにタメ口を混ぜて打ち解ければよいか、その定則を考えてみた
「初対面でタメ口の男性はアリですか? イヤですか?」
そんなようなことをちまたの女子に問う内容の記事を、女性向けファッション雑誌『CanCam』の公式サイト『CanCam.jp』が配信していた。とりあえず、読者アンケート調査(20代女性100名対象)による「アリorイヤ」の比率は、以下のとおりであった。
全然アリ :9%
まあアリ :27%
ちょっとイヤ:42%
絶対イヤ :22%
「大歓迎!」な女子はたったの1割弱! 「大なり小なりイヤ」な女子が約7割をも占めるという結果でありました(※←敬語w)。
「イヤ」派の理由の大半は「馴れ馴れしいから」。あと、「チャラい」「礼儀知らず」「相手を尊重しないタイプの男っぽい」……なんて意見も。
いっぽうで、「アリ」派の理由には「適度なタメ語なら仲良くなれそう」みたいな論調が多かった。「へぇ〜そーいうもんなんだ…?」と、ゴメス的にはチョッピリ意表を突かれたのが「近い年齢だったらアリ」「敬語を使うと自然と言葉を選ぶようになるから苦手」といった意見。なるほど! 年輩者のタメ口は逆にアウトなんですね!? それに「敬語が会話の内容を堅苦しくする」ってえのは……言われてみれば、なんとなく納得できなくもない。いや〜勉強になりましたっm(__)m
ちなみに、私は初対面の人間には性別年齢問わず……3歳児にまで「はじめまして。ゴメスと申します」と、敬語を使ってしまうタイプの男である……いや、男であった。
なぜ「あった」と過去形にしたのかと申せば、とある合コンの席で、たまたまとなりに座った女性から、
「ゴメス?…さんの敬語って、ヒトに対して『これ以上、自分に入ってこないでください』的な壁をつくってるっぽくて、なんとなく冷たく感じるんですけど〜」
……と、にこやかに指摘されて以来、少なくともプライベートの場では極力、会話中に1〜2割くらいのタメ語を挿入するよう、日々努力しているのだ(※相手が年上であるケースは除く)。
ゴメス「どこにお住まいなんですか?」
──◯◯です。
ゴメス「おお! ボク、何度か行ったことありますけど、とてもいい所ですよね。もう長いの?」
──5年くらいかな…?
ゴメス「たしか、駅前に美味しいワインバーがありません?」
──知ってる知ってる!
ゴメス「あそこ、カポナータがめっちゃ美味しいんだよね。今度一緒に行きましょうよ!」
……と、まあこんな具合に……であって、結果的には「適度なタメ語率」へと近づいているわけである。おそらく……。
こうした実地訓練を積み重ねてきたなかで、私なりに導き出した定則とは、
(プライベートにおける)初対面の相手とのトークでは、2〜3割程度のタメ語をミックスする。ただし、一つの会話が終わるトメ(※↑だと「今度一緒に行きましょうよ!」の部分)は必ず敬語を使う!
……ってヤツなんだが、はたしてコレが本当に正しいのかどうかは、まだタメ語歴が短いせいか、正直なところ……あまり自信がない。したがって、決して鵜呑みにはせず、自身の外見や声質、さらには相手との関係性などを総合的に客観視したうえで、自分なりの「タメ語と敬語の黄金律」をジャッジしてください。(無責任w)